灯りをつけましょ ぼんぼりに 

 お花をあげましょ もものはな 
 五人ばやしのふえたいこ 今日はたのしいひな祭り 


震災から
4年目の春を迎えた市内の仮設住宅では、
桃の節句に“ひな祭り”が開催されました。


<米中仮設の集会場・ボンジュール>
普段から、住民さん同士が集い・触れ合いの場となっている朝のお茶会。
この日は、ひな祭りの会場に様変わり

正面設けられたお手製の雛壇には、
住民の皆さんが持ち寄った手作りの 雛人形が並びました。


おめかしし、すまし顔で席に着いた皆さんの前には、
お菓子とフルーツ。
健康を祝し白酒で乾杯!

♪うれしいひな祭り♪ を合唱し、楽しいひと時を過ごしました。





<広水仮設の集会場>
手芸仲間の“福ちゃんクラブ”のみなさんが、昨年から今日の日のためにと、作り続けていた、雛人形、繭玉、毛毬、赤い傘を持ち寄り、“ひな祭り”が開催されました。



お人形さんは、随所に相違工夫が施されていて、いずれもなかなかの力作です。


お茶にお菓子のささやかな“ひな祭り”になりましたが、
みなさんの思い出話に花が咲き明るい笑い声の絶えない、
和やかな時間となりました。




                            はまかぜ
1

東北の長い冬は後半になり、最近は暖かい日が続きます。
春のドカ雪が、今年はどんな具合になるのか気になりますね。

ただただ、ぽかぽかの春が待ちどうしく感じます。
海風はさすがに、身にしみますが、
強風はかんべんしてほしいですね!(余震もですが・・・)

日中が暖かい日!春が来たような、澄んだ青い空。
陽だまりは、心も少しウキウキ!なりそうです
そんな日は仮設のベンチに数人集まり語ったり、散歩から戻りそこで話がはずんでいるところに丁度良く出会うこともあります。
(ちょこっと、はまらせてもらうことも



先日3月3日は、3月の節句。
お雛様飾りが懐かしい方もおられるのではないでしょうか。


仮設集会所の中に沢山のつるし雛が飾られているのが、
窓の外から見えたところもありました。

ある仮設集会所では、住民のみなさんが〝お雛様つくり″を楽しんでいました。


2月27日は、竹駒コミセンでは、
「お雛様の折り教室」(
隣接する仮設の市立図書館の企画)が行われました。

幅広い年齢層の女性16名が参加。
広く設定したテーブルをグルリと囲み、若い男性講師の方が折り紙の説明をしながら進めていました。
みなさんのお顔は、真剣そのもの!一心に仕上げています。
図書館職員の方のサポートもあり、完成~っ(^^)/

雌雛の次は雄雛。しばしのお楽しみ
仕上げた作品は、お子さんに?お孫さんに?それとも・・・



このコミセンは、すぐ近くまで津波が押し寄せたのですが、
少し小高い位置で被害は避けられました。
それ以来この場所は、みなさんが集まる活動拠点の1つとして、日々さまざまなことに活用される場所となっています。

当会でも、地域のみなさんの交流の場として、利用させていただくこともあり、ご協力いただいております。
コミセン内の資料コーナーには、当会発行の連絡会通信も閲覧できます!お立ち寄りの際は、ぜひご覧ください

 

最後に、もう1つ!

横田町の「川の駅 よこた」の表玄関で、竹のお雛様を発見。
かぐや姫ならぬ、雛姫?・・・・・


(※画像がぶれてしまいました)

中のホールには段飾りのお雛様一式が、飾られてありました。
地域・観光・休憩など、たくさんの来客を出迎え見守っているかのようでした。
「川の駅 よこた」の近くには、2ヶ所の仮設があります。
お店から少し距離がありますが、散歩がてらお買い物コースになっている方もおられるようです



あかりをつけましょ・・・
おひなさまに癒されて・・・また明日へ

こころにともしびを・・・
人と人・・・よりそいながら・・・明日へ

春の足音!(ふきのとうをめっけ!)
もうすぐ春が・・・(3分咲きの紅梅を見かけました!)



               風の子ちゃん


「おはようー
サン!



広水仮設で朝のラジオ体操の前にする、住民同士の朝の挨拶です。
毎日しているラジオ体操ですが、いつの頃からか、この「おはようーサン!(ハイタッチをしながらの挨拶)が始まりました

最初の頃は住民同士でしていましたが、
あまりの楽しさに私たち支援員も仲間に入れてもらい、今では朝の日課になっています



「おはようーサン!と手と手を合わせ、肌が触れ合うことにより、自然と心の触れ合いにもつながっているように感じます(*^▽^*)





ラジオ体操のあとは、お茶を飲みながら話に花が咲きます

話題は毎日違い、津波のことやこれからのこと、昔の思い出話などなど、話題は尽きません。
みんなで笑ったり、かだったりして解散していきます。


この朝の笑いこそ、今日一日の生きる力になっているのではないでしょうか

明日も大きな声で、「おはようーサン!

 


                    すーちゃん