春の天ぷら | トド・ママの田舎暮らし

トド・ママの田舎暮らし

元の名前は「陸上ママ」、自称「座敷トド」の田舎暮らし満喫中の主婦。
陸上競技をこよなく愛し、可能な限り競技場で応援と撮影をしていましたが、昨今のコロナ禍と自身の病気で激減。
代わって軽キャンパー「トロア号」で各地をフラフラ中。

  タラの芽のお話

 

 先日の「筍飯の素」用に筍を買った際

 今の時期、物産館で売ってある旬の物も求めた

 一つはワラビ、これは「筍飯の素」に混ぜ

 もう一つは「タラの芽」

 

 タラの芽の天ぷらは絶品です!

 特に一番芽は大きく、アスパラガスのように太い茎はホクホクです。

 

 ちなみに、タラの芽は木の一番上にできる「一番芽」

 その脇にできる「二番芽」までは採取して良いのですが

 「一番芽」「「二番芽」を採取した後に芽生える「三番芽」も摘んでしまうと

 木が枯れるので、

 親からは「摘んでいいのは2番芽まで」と言い聞かせられていました。

 

 でも、昨今はそれを知らない方が、「タラの芽があった!」と全部摘んでしまい

 立ち枯れているのをあちこちで見かけます。

 

 物産館のタラの芽に話を戻し

 最近ではスーパーでも結構な値段で「タラの芽」を売ってあるけど

 小さいし、香りもないし、その前に美味しくない!

 これは切ったタラの木を水に浸けて芽吹いた物なので、美味しいはずが無い!

 タラの芽は、やっぱり天然地物に限ります。

 ここはやっぱり物産館で求めるのが一番です。

 

 ところが、物産館でも最近では「タラの芽」とありながら

 山野で見かける物とは別品種が出回っています

 見た目は全くタラの芽

 実際、近い品種なのでしょう。

 でも、食べ比べると即わかるのですが、風味が違う!

 もちろん味も似て非なるもので、本物を知っていると「あんまり美味しくないね」

 

 見分けるポイントは「棘!」

 棘があるのが「本物」のタラの芽。

 味が落ちるのは「棘無し」の方ですからご注意。

 

 そんなこんなで、毎年春先食卓に登場する天ぷらです

 左から

 インゲン・タラの芽・ゴボウ・

 ゴボウの下は八重桜・八代の物産館で求めた高菜の芽の芯

 

 注:これは写真用です、実際はこの3倍の量が食卓に上りました(なはははは・・・・)

 当然多すぎて余った。