前々回ブログに書いたが、詐欺メールに踊らされて「私としたことが…」と大いに悔やんだのだった。
その後、この詐欺メールについてネットで調べた所、こんなページを見つけたのでしっかり読んでみた。
これに従ってチェックをしてみた。そもそもパソコンにインストールしてあるセキュリティソフトが何の警告も発していなかったし、スキャンしても「守られています」と出る。その他汚染されたときにおこる現象は何も無かった。
しかしながら不安がぬぐい切れない。個人情報は何も明かしてはいないものの、私のパソコン画面上に相手からの画像やメモ帳への印字がされたことから、遠隔操作によってマルウェア感染していないか等の点についてどうしても確認したいと思った。
マイクロサポートの電話相談にかけてみたが、オンラインのチャットで相談するようにとURL(aka.ms/smca)にアクセスするように指示された。
そのURLで出てきたのは、マイクロソフトではないいくつかのチャット相談。
「これかぁ…」と思いながらも、なんとか不安を拭い去りたいので、相談料¥500ののためにクレジット番号を入力しした。内心〈これも詐欺?〉と思いながら…。そういえば前にもこんな場面にアクセスしてクレジットカード番号を聞かれた途端あきらめたことがあった。
これこそ詐欺ではないの…?と思いつつ、〈¥500の相談はどんなものなのだろう〉とチャットをスタートした。
で、《マイクロソフトのサポートを装った詐欺》にかかりかけた経緯を説明し、不安に思っている点を伝えたところ、回答がこれ
『このようなメッセージや通知を受け取った場合は、クリックしたり、返信したりしないでください。これらは詐欺メッセージです。このような通知には個人情報を提供しないことをお勧めします。一度、すべてのケーブルを外して 5 分間コンピュータを再起動し、そのような通知やメッセージがまだ表示されるかどうかを確認してください。』
私の説明不足かもしれないが、そんなことわかった上で、そんなことをトライした上で、尋ねている私の意図が理解できていないのが分かった。
「こんな回答なら上記の『マイクロソフトのサポートを装った詐欺にご注意ください』を読むだけで済んだ」とメールで伝えて、評価を、百歩譲って【やや不満】で送信した。
「マイナス評価をもらって残念です」という返事が来たが、その後何回も、評価をしてくださいのメールが届いて、千歩譲って【普通】で送信した。
そして、これらのチャットやメールの応酬で、エクストラの料金を取られたのではないかと不安になり、最終メールに「今回の件の料金はいくらなのか?」を尋ねた。料金に関するサイトを伝えてきたのでそこへメールを送った。
ここへきて初めてこの相談室の口コミなどを調べたら、評価は5段階中3以下で、不満のオンパレードだった。そこで驚いたのは、大した回答ももらっていないのに、いつの間にか定額会員になっていて、数ヶ月気づかないまま、ン万円が支払われていて、返金されたのは1ヶ月分だけだったという書き込みが多かったことだ。
料金サイトからのメールの返事には、1週間のトライアル期間後自動的に定額会員に移行する旨をかなり丁寧に書いてあった。
早速、会員ページ(そういえばパスワードも作っていた!)にアクセスして支払い状況を調べたら、¥500は領収済みで、2日後からは定額会員となって月々¥4500がクレジットカードから支払われることになっていた!即、定額会員を解約した。
ギリギリセーフだった。そんなシステムには全く気が付かないままで「どこにそんなことが書いてあった?」口コミの多くの人が同じことを書き込んでいた。
調べるのが後手後手に回って、自分でも歯がゆくて悔しい思いの日々だった。
ふと、「ChatGPTに聞いてみよう」と思いついた。同じことを尋ねてみて回答は
こちらの方がうんと分かりやすくて信頼できる。今後はまずChatGPTにお伺いを立てることにしよう。
ネットの世界は「人を見たら泥棒と思え」の世界。まずはパニックにならないこと!と大いに反省した。冷静に他のデバイスで調べてから対処しても遅くない。
これを書きながら追体験して、またまた自分に対して腹が立った。
お口直しに、今日の境内の写真:
アメリカフヨウ、もう最後かなぁ太陽光線はまだまだ肌を刺してくる。
先住犬ケンタのお墓の近くに咲いた可憐な花今年突然現れた。
お彼岸が過ぎてやっと咲いたヒガンバナ去年は3輪咲いていたのに…。ひょろひょろと背が高くて赤さに欠ける。
名月とは言えない写真だが、昨日の中秋の名月