冷凍庫から水が漏れるのは、霜の塊が出来たサイン。
引き出しも閉めにくくなって出してみると後ろがこんなに凍っている。
すりこぎで氷を割り、フライ返しでこそげて氷の塊を除去する。毎回これだけの氷を取り除く
8月頃から氷が頻繁に固まりだした。除去してから5日もするともう氷が張り始めて、これはもう寿命ではないかと思い始めた。
〈どれくらいこの冷凍庫を使っているのかしら…〉と確認すると
なんと2004年製!冷凍庫導入から19年も経っているなんて信じられない。
ダンナは一度も、ただの一度も、冷凍庫内の氷除去作業をしたことが無いのだ。私がカンカン、ガリガリして取った分厚い氷を洗い桶に入れて見せると、「そんなに凍ってたんか!よう取れたなぁ」と驚いて感心するだけ。
「そろそろ寿命のようやから、この冷凍庫がシャットダウンする前に早急に買い替えよう」と言い出してくれた。「霜取りせんでもええタイプがええな」とまるで自分が苦労してきたみたいな言い方。
冷蔵庫内の冷凍部分だけではとても足りない。ダンナ用のアイスや玄米や冷凍食品などで半分は埋まっているのだ。ちなみに玄米は私の炊飯器で炊いて、ダンナが適当な量に小分けして冷凍している。
冷凍庫には私用の玄米やパン、肉、魚、野菜、フルーツ、調理済みのおかず、そして保冷剤などでほぼ満杯状態だ。
冷凍庫はキッチンに置くスペースが無く、キッチンから続く広縁に置いている。長年使ってきた冷凍庫は幅、高さ、奥行きなど、不満なく使えたので、新しく購入するにしても同じようなサイズでなければならない。
ネットで下調べをして、だいたいの目星をつけ、実際に店へ出かけて行った。ポイントは、霜取りのファン付き冷凍庫で、据え付け予定の位置に収まるサイズ、そして、配達設置の費用やリサイクル引き取りの料金。
ア〇リス〇ーヤマ製の冷凍庫がサイズ的に一番近かったので、扱っている店に行って、店員さんに聞いてみたが、設置やリサイクルの料金が高くて却下。
次に家電量販店を2件回るつもりで出かけた。その1件目に陳列されていた冷凍庫は、ネットで検索できなかった商品だが、サイズ的にも他の必要経費もリーズナブル。メーカーも確かだったので即決した。
長い間使っている保冷剤はいつの間にかその効力を無くしていたようで、保冷剤も一新して、配達予定の日までに凍らせておいた。
当日、予定時刻の午後3時前に、クーラーボックスへ保冷剤と共に食品を移して、冷凍庫を空にして電源を抜いて待っていた。
そこへ、配達員から「夕方6時に行けるかどうかわからない」との連絡。また冷凍庫に電源を入れて、食品などを戻した。
夕方6時過ぎに電話が入り、「あと15分くらいで到着する」との連絡。
また、保冷剤と食品をクーラーボックスへ入れて、冷凍庫の電源を切って運び出せるように準備。程なく到着した配達員が「阪神が優勝したので、店舗は混んでるわ、電話は繋がらないわで、もう大騒ぎですわ」とのこと。
そういえばこの量販店は阪神びいきだったなぁ。阪神が勝った翌日には何か特典があるようなことだった。私が2週間前に指定した配達日の当日に優勝決定とは…。
新しい冷凍庫は、古い冷凍庫より奥行きが少し長くて、以前より出っ張っているが、高さが低いので、上に置いたオーブントースターが使い易くなったので良しとする。
6年前に撮った古い冷凍庫の写真比べるとやっぱり新しいのは出っ張っている
容量が4リットルだけ増えたが、まあ誤差の範囲。特に広くなった感は無い。
ここ数年で、エアコン、食洗機、乾燥機、炊飯器、冷凍庫、等々、寿命が尽きた家電が一新されたので当分は安心だ。しかし、洗濯機がちょっと危うい。