こちらにも非がある? | アブエリータの備忘録

アブエリータの備忘録

Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

本はたいていア〇ゾンで取り寄せている。

 

 

前回の記事で『新明解国語辞典』を「ア〇ゾンで取り寄せて…」と書いたが、実はここにはちょっとしたフィクションが混じっていた。

 

 

商品が配達される予定日の、届くはずの時間内に届かなかったのでキャンセルしたのだ。手に入れた『新明解国語辞典』はア〇ゾンをキャンセルしてから、町の書店で買ったものだ。

 

 

この辞典を思いついたのは金曜日。お急ぎ便で土曜日の午前中に届くということだったので注文したのだが、T君から日曜日に送ってほしいと頼まれていたので、辞典が届いてから土曜日の午後にその作業をするつもりだった。

 

 

ところが、13時を過ぎても届かない。ア〇ゾンの配達人とは以前にとても不愉快なトラブルがあったので、「またしても…」と思って13時半ごろにネットでキャンセルした。キャンセルされた画面はコピーしておいた。

 

 

そして、町の書店へ出向いてこの辞典を買ってきたのだ。最初から近隣に唯一あるこの書店へ行けばよかったのだ。

 

 

そしたら、14時過ぎに置き配場所に配達されていた!パソコンを見ると注文履歴にも配達済になっていて、キャンセル処理がされていない。

 

 

またしてもア〇ゾンのカスタマーズセンターに連絡する羽目になった。プロセスはわかっていたが、とにかく何人か通して初めて問題の解決係りに到達するのだ。うんざりだ。

 

 

そして、最終の係りはチョウさんという人で、日本語で話は伝わるが明らかに日本人ではない。前回もこの人と話した。

 

 

「私が注文時に見た画面では『翌日の8AMから12PMまでに届きます』と書いてあったのに、お昼までに届かなかったのでキャンセルしたはずが、置き配で配達されているからキャンセル処理をして商品を引き上げるように」と要求した。

 

 

チョウさんは「お急ぎ便の配達は朝8時から夜10時までです」というので、「じゃ注文場面の表示はどういうことなのか…」と詰め寄った。

 

例: 今日注文するとこんな場面が出てくる下差し赤線の部分。

 

 

12PMって夜中ではなくて正午のことだということは確認しておいた。しかし、お急ぎ便でも時間を指定する画面が購入画面になってから出てくるのは後で気が付いたが…

 

 

チョウさんは「紛らわしい表示を改良するようにします」「返金手続きもすぐにします」「使われたポイントもお返しします」と、最初から最後まで丁寧に対応してくれた。

 

 

結局、クレームのために時間とエネルギーを費やしてしまって、土曜日には何もできなかった。

 

 

近くの書店で買えばいいものを、孫の辞書を借りればいいものを…、気づくのが遅すぎた。

 

 

ところで、以前のトラブルというのは、ポストへ配達されるはずの本がいつまでたっても届かないので、また、よく似た住所の次男宅へ届いたのかと聞いてみたが、届いていなかった。

 

 

まさかとは思いながら、隣の長男宅のポストを外から見たら、そこに入っているのが見えた。長男宅はウチの隣とはいえ、番地は続き番号ではない。

 

 

例えば、ウチの番地が 10ー20 として、長男家の番地は 10-80 くらい違うのだ。にもかかわらず、10-20 に住む私宛の本が投函されていたのだ。

 

 

息子の家のポストにははっきりと住所が書いてあるのに、明らかに違った住所に投函していたのは、「同じ苗字なので、近くだろうから、また渡してくれるだろう」という気持ちだったに違いない。

 

 

この時初めて、カスタマーズセンターに連絡をして、配達人に連絡を取ってもらい、ウチに来てもらうことにした。配達人にどこに投函したのか聞いて、息子のポストに入れたということであればそれで済んだのだが…。

 

 

しばらくして来た配達人のその男は、私への商品を手に持っていた!息子の家の庭にまわってポストを勝手に開けて持ってきたのだ!私でさえ息子の家のポストを勝手に開けたりしない。

 

 

「どこに投函したの?」

「この家です」

「どこに置いたの?」

「(ポストの近くの地面を指して)ここです」(明らかなウソに呆れてしまった!)

 

 

私がポストに入っているのを見たことは言わなかったし深く追及はしなかった。知っていたらわざわざクレームの連絡をしなくてもいいことになる。しかし、その配達人のええ加減さが許せなかったのだ。

 

 

嘘をついていることを指摘はしなかった。ウチの家の番地が玄関に表示されていなかったことも一因だと思ったので。しかし、「明らかに番地が違うのになぜここへ入れたのか」と言うことだけはしっかり責めておいた。

 

 

次男家の住所は裏手にあって全く違う道路に面しているのだが、番地は 10ー21 とまるで隣のようなのだ。だからこれまでどれほど誤配があったか知れないが、最近やっと定着した。

 

 

次男家の誤配もこの件も、そもそもウチの番地が表示されていないのが元凶なのだ。

 

 

ずいぶん前からダンナに番地のプレートを作るように再三にわたって頼んでいたが、結局こんなトラブルになってしまってダンナにも腹が立った。

 

 

とりあえず私が紙に番地を手書きで書いて郵便受けのところに貼っておいた。それがいつの間にはがれてしまって、それからしばらくして、ダンナがやっと、それもとりあえずパソコンで作った色付きの紙(市が配布するプレートは青地に白抜きの字)に番地を書いたものを貼って今に至る。

 

 

このア〇ゾンの配達については思い出すだに腹が立つし、許せないが、ダンナがもっと早くに対処してくれていたらこんなトラブルは起こらなかったと思う。

 

 

いやいや、そもそも私がサラッと流せばいいことを…。