庵野監督 | アブエリータの備忘録

アブエリータの備忘録

Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

この記事はもう1ヶ月以上前に書いていた記事なので、気が抜けてしまっているが…。

 

 

NHKの番組で庵野秀明氏のドキュメンタリーを録画しておいて観た。

 

 

庵野監督の作品の『新世紀エヴァンゲリオン』のアニメを観ていた頃があった。すでに50歳を過ぎていた私は、すんなりとストーリーに入ることが出来なかった。

 

 

教育相談センターでカウンセラーをしていた頃、そこで時間を過ごす不登校の子供たちとよく喋ったことがあったが、『新世紀エヴァンゲリオン』に陶酔している子供が居た。

 

 

そのアニメの主人公は不登校などで生きにくさを感じている子供たちの共感を集めたようだったので、そのころ私なりにいろいろ調べてみた。

 

 

そうして少しは知っていたので、このアニメにハマっていた息子の大学時代の友人が遊びに来た時、庵野監督を知らない息子をよそに話がずいぶん盛り上がって、彼はとても喜んでいたそうだ。

 

 

その彼もまた生きにくさを感じていたようで、大学卒業後も定職につかず、ワーキングホリディビザでニュージーランドに滞在したりしていたが、今はこだわりの小さなお店をオープンして生き生きと暮らしている。

 

 

庵野監督のドキュメンタリーを観ていて、とにかく(私の)想像を超えた発想の持ち主で、理解を越える人物であることだけはよくわかった。

 

 

そんな監督についてまた調べた所、こんなコミックが出版されていることを知った。安野モヨコさんは庵野監督の奥様で、結婚当時の二人の生活について画かれている。

 

 

 

出版された当時(2005年)の紹介文には:

 

夫である庵野秀明監督との結婚生活を基にした、漫画家・安野モヨコによるエッセイ・コミックをアニメ化した『監督不行届』が、“いい夫婦の日”である11月22日(土)に発売。本作には、“オタク四天王”のひとりと言われる庵野秀明監督のオタクなエピソードが満載だが、とにもかくにも庵野監督の独特のパーソナリティは常に注目の的!ひょうひょうとオタク道を突き進み、「宮崎駿の後継者」という声まであがっている庵野監督とは一体?

 

 

このコミックのカバーを外した表表紙には監督のキャラ(カントクくん)が描かれていて左下矢印

 

 

 

 

裏表紙には奥さまのキャラ(ロンパース)が描かれている左下矢印

 

 

 

 

内容を読んでみると、想像を絶するオタク生活の詳細が分かって仰天した。私のような一般ピープルとはかけ離れた、まさに宇宙人のような世界。NHKのドキュメンタリーでもなかなかの変人ぶりだったが…。

 

 

庵野監督のドキュメンタリーを観たり、コミックを読んだりしていたちょうどその頃、『新世紀エヴァンゲリオン』のテーマソング≪残酷な天使のテーゼ≫を歌う高橋洋子さんがテレビに出ていた。本人とはわからないように変装して熱唱する番組だったが、ずいぶん懐かしくて聞き入ってしまった。

 

 

そして、同じ頃、境内のアジサイコーナーで見つけた新しいアジサイは【アヤナミ】左下矢印

 

 

 

『新世紀エヴァンゲリオン』の主要登場人物の名前が 綾波(あやなみ)レイ なのだ。

 

 

庵野監督から始まったエヴァンゲリオンの不思議な数珠つなぎだった。