【終活】本格始動? | アブエリータの備忘録

アブエリータの備忘録

Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

これまでの何回かの【断捨離】は【終活】なるものの序章だった。

 

 

もうすっかり老後の生活に入っているのだが、こうして体力や知力や〇○力がことごとく衰えてくると、《人生の最終段階をどう生きるか》について、もっと早くもっと真剣に考えるべきではなかったかと感じている。

 

 

悲しいことに、様々な能力の衰えを実感してからしか危機感を持てないのだから仕方がない。友人知人が認知症やガンや脳梗塞という病気に襲われて闘病生活を強いられているのを見るにつけ、ここ数年で急に先行きが不安になってきた。

 

 

今、私の身に何かが起こって、誰とも意思疎通ができなくなったらどうなるのか。家族の誰かが事故や病気になったらどうなるのか。若かった頃は〈なんとかなる!〉と頑張って乗り越えてきたが、ここに至って〈どうにもならない〉ような気がしてきたのだ。

 

 

老いてからの人生について自分なりのヴィジョンを持っていたのだが、それはあくまでも理想像であった。現実は自身の心身の変化や家族の事情によって、悠々自適のシニアライフというわけにはいかないものだ。

 

 

もちろん、人生はなるようにしかならないので、何かが起きたら一生懸命対処して乗り越えていくしかない。半端者だが十分に頑張って生きてきたので思い残すことは無く、お迎えは今日でも明日でもいいとも思っている。

 

 

しかし、ちょっと待って欲しい。せめて身の周りの整理をする時間だけ待って欲しい。このままでは〈恥ずかしい!〉

 

 

私の人生など孫の代になれば雲散霧消してしまう。生きた証しを残そうとも思わないが、自分の人生、自分がどう生きたかを今一度振り返ってみようと思うのだ。そのプロセスでもっと効率の良い【断捨離】が出来そうな気がする。

 

 

まだ67歳、されど67歳。平均寿命まであと20年。今後近い将来に何かあっても、身辺整理をしておけば後顧の憂いも無く、あと20年生きることになるなら、これからの生き方に大きなヒントを与えてくれるのではないか。

 

 

これも出会いだと思うが、Amazonをウロウロしていた時にこんな本に出会って購入した。

 

 

 

 

書き留めておくべき項目は様々あるが、私は、生きた時代に自分がどう生きてきたかを再検証したいと思うので、このようなページ左下矢印からスタートしようと思う。

 

 

 

左ページを拡大右下矢印私の生まれた年である1949年の主な事件や社会背景が書いてある。

 

 

 

2017年の今年は予定のみだ。

 

 

 

ずっと前に購入していながら一行も書いたことのない自分史年表が2冊左下矢印とも残っていた。

 

 

 

自分史というよりそれぞれの時代の年表が面白くて購入したものだが、左は1920年(大正4)から2005年(平成17)まで、右には1979年(昭和54)から2008年(平成20)までの実際の出来事が書かれている。

 

 

この年表は、上のエンディングノートより社会背景等、ずいぶん詳しくて、欄外にはその年のNHKドラマなども書かれているので、思い出し易いかも知れない。

 

 

 

大学の学生手帳からスタートした手帳はもう何冊になるだろう。それらも参考に、これまでの67年、いやあと2ヶ月で68年、をたどりながら、大量の写真も整理して、残したい写真とその他大勢の写真を分けて保存しようかと考えている。

 

 

これは一大事業!計画倒れになるかもしれないが、根を詰めずにボチボチとりかかろうと思う。

 

 

大量の資料と格闘するので、専用の作業部屋が必要になりそうだ。