怪我の功名 | アブエリータの備忘録

アブエリータの備忘録

Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

前回の鉄棒事件以来、せっせと整骨院へ通っている。

 

 

柔道整復師である先生にはもう30年以上家族全員が何かとお世話になってきた。

 

 

たぶん一番最初は、1歳前の長男が肘内障になって連れて行った時だと思う。買い物中「早くおいで」と引っ張ったら腕が抜けて、自転車の前に乗せて全速力で整骨院へ駆け込んだ。診ていただくと、「肘内障は治っているよ」って!

 

 

実は整骨院へ向かっている途中、近くの踏切で線路にタイヤをとられて転倒していたのだ。二人ともけがはなかったのだが、その拍子で抜けていた腕が戻ったようだった。

 

 

息子が小学生の頃に親しくしていたママ友が腰痛でこの整骨院を訪れた時、内臓の問題だと言われて【子宮内膜症】を発見したということがあった。息子たちがスポーツをしていた頃には何回お世話になったか知れない。そんなこんなで整骨院の先生への信頼度はすこぶる高い。

 

 

どんな名医も完璧ではないので、患者本人が経験したことによって医師や医院や整骨院の評価は異なる。助けられたと感じた人は全き信頼を置くし、結果が思わしくなかった人は二度と受診しないことだろう。

 

 

私は整形外科も整骨院もそれぞれの長所と短所があると思っている。腰痛の検査結果(レントゲン・MRI)で何も出なかった時に、〈これは整骨院のテリトリーだなぁ〉と感じつつ・・・。また、1,2ヶ月前からある動作をすると鎖骨辺りが痛むので、これも整骨院の領域だなあと思いつつ・・・

 

 

整骨院へ足が向かなかったのは待ち時間が長いことだ。それに、木製の細長いベンチと丸椅子があるだけの細長い狭い待合室で長時間待つことを思うと行く気が萎えてしまう。

 

 

ここ数年で近隣に新しい整骨院が次々と開院して、この先生の整骨院の患者さんも減ってきた様子。だから以前のように待合室が満杯で外で待つことも無くなった。それでもあの待合室を思うと…。

 

 

今回背中を押したのが鉄棒事件だった。「よしっ!」と気合を入れて出かけたところ、時間帯が良かったのか大して待たなくて済んだ。

 

 

施術中にいろいろ先生と話して、思い切って受診して良かったとつくづく思っている。ずっと疑問に思っていた腰痛や鎖骨の痛みの原因がわかって納得できた。不調をかこちながらほおっておくといずれ自律神経に異常をきたすようになって、不眠などのうつ的症状が出てくる可能性があったらしい。

 

 

昨年2月の右肩骨折の後、病院内のリハビリセンターに半年も通ったのに、右肩の回復が100%とはいかなかった。あれから1年。徐々にそのツケがまわってきたというところだ。

 

 

《年寄りの冷や水》でダンナからも整骨医の先生からも息子からもあきれられた鉄棒事件。特にダンナは鬼の首を獲ったかのように「ありえへん!」と何度も揶揄していたが、私に一矢報いたつもりに違いない。

 

 

≪最近のショータ≫ 中途半端に顔出して何想う?