山形紀行ー5日目(湯殿山から山形へ) | アブエリータの備忘録

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Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

湯殿山からはガソリンスタンドを探しながら国道を走った。

 

 

往きは時間短縮のためナビの設定を<有料道路を使う>にしておいたので、しょっちゅう山形自動車道を走らされた。しかし、ビックリするくらい車は走っていなくて、高速に入る合流地点で1台も車が無いことがしばしば。

 

 

ETCカードを持っていないので料金所では現金を払うが、ほとんど車が通らない料金所に居る係員に、思わず「ココって高速道路ですよね?」と尋ねたくらいだ。

 

 

対面通行で片道1車線の区間もあって、たまに後ろの方から高級車やワンボックスカーが全速力で追いついてくる。頻繁に<〇○m先に登坂車線>という表示があって、道を譲れるようになっているので、先に行ってもらった。

 

 

そして料金がいつも、210円、310円、510円…。100円玉で払うのでおつりの10円玉がどんどん溜まっていって、お釣りの計算が出来なくなった年寄りの財布みたいに膨らんでいった。

 

 

「なんで料金がいつも10円の端数がつくんですか?」と係員に聞いたら「消費税です」って!〈200円でも500円でも消費税が10円なん?〉と心の中でつぶやいた。

 

 

後でわかったのだが(というより【知恵袋】ですでに教えてもらっていたことだが…)、高速道路と並行して走る国道112号線は道路も広くて全く混んでいない。地元民は高速なんか使わないはずだ。

 

 

お昼までに湯殿山を制覇したので、山形までの帰りはもう物見遊山をしないで道の駅に立ち寄ったりして山形までのドライブを楽しむことにした。

 

 

湯殿山から1時間。お昼に何か郷土色豊かなものを食べようと道の駅に入った。しかし相変わらず食べたいものがないのでカレーにした。でもこのカレーはお肉も沢山入っていて意外に美味しかった。

 

 

 

外が見えるカウンターで自分のレンタカーを眺めてカレーを食べながら、湯殿山での非日常な体験から日常へ戻っていった。

 

 

 

 

湯殿山からの国道筋にガソリンスタンドは見つからず、見つけたガソリンスタンドは、道の駅から数分で湯殿山から50分の所にあった(湯殿山のオジサンたち20分って言わなかった?)。山形市内に入ればレンタカー指定のガソリンスタンドでまた給油するので、とりあえず10リットルだけいれてもらった。

 

 

鶴岡へ向かったときにも立ち寄った寒河江の道の駅《寒河江チェリーランド》で、息子たち家族や孫たちへの土産を買った。さくらんぼはまだ早生しかなくて10粒ほどが1000円以上の値段だった。

 

  

 

 

山形二日目に訪れた慈恩寺のガイドのオジサンが、月山は寒河江の道の駅からが一番よく見えると言っていたのを、道の駅から数百メートル走ったところで思い出した。道路わきの広いスペースに車を停めて後方を見ると、月山らしき山が見えた。

 

 

頂上は雲に覆われていて見えないが雪を頂いている。標高1984mの月山はこれだろうか?

 

 

 

レンタカーの営業所近くのガソリンスタンドでもう一度給油し、満タンにしてレンタカーを返却。走行距離は358kmだった。燃費18kmかぁ・・・微妙。

 

 

山形最後の1泊は以前と同じホテルの喫煙シングルルーム。先日のツインルーム2泊分より料金が高いのは土曜日だからだろう。喫煙ルームはやはり最初は臭うが空気清浄器もあって気にならなくなった。このホテルはシングルルームも広い!喫煙ルームで料金も高かったけど確保しておいて良かった。

 

 

 

【知恵袋】で教えてもらった《平田牧場》は地元の鶴岡辺りでのお店だったが、この山形のホテルの隣にレストランがあり、店内にはお弁当やトンカツなどの商品も販売されている広いスペースがある。

 

 

 

私にとっては生協の商品の【平牧三元豚】としてお馴染で、日ごろ豚肉やソーセージを購入しているのだが、その《平田牧場》はここ山形県にあるのだ。

 

 

お弁当はもちろん豚肉のオンパレード。夕食はここのお弁当にしようと決めていたのに、お昼にカレー(山形牛)を食べてしまった。しかしやっぱり地元で《平田牧場》のお肉を食べておこうと、カロリー少な目?の味噌漬けのお弁当を買った。キャベツは追加で注文。

 

 

 

米沢のステーキといい、道の駅のカレーといい、この豚肉といい、山形のお肉系の料理はとても美味しかった。このお弁当はご飯を残してお肉は完食!

 

 

道の駅で買ったお土産は、不要品を宅急便で送った後空き空きになったキャリーバッグにすっぽり納まった。

 

 

この日は7932歩。

 

 

翌日は山形を後にして帰路に着くが、なんだか惜しい気がするのはなぜ?