山形紀行ー3日目(寒河江から鶴岡へ) | アブエリータの備忘録

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Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

慈恩寺の人たちは、遠く近江の国から来たひとり旅のバアサンに親切だった。

 

 

慈恩寺のガイドのオジイサンと話したとき、これから鶴岡へ向かうというと「お昼に山形で一番美味い蕎麦を食べなさい」「そこに〇〇の料理長をしていた△△さんという人がいるので、慈恩寺のガイドさんから聞いてきたと言えばいい」と教えられた。「天ぷらそばにしなさい」とも。

 

 

そのお店の名前をグーグルマップにインプットし、△△さんの名前をしっかり憶えて慈恩寺を後にした。

 

 

オジイサンから聞いていたドライブインの名前は間違いだった!次に立ち寄ったドライブインで、オジイサンからの情報を伝えて尋ねてみると、もう少し先にあるドライブインということがわかった。

 

 

三度目の正直で着いたのがここ右下矢印

 

 

 

オジイサンはドライブインの名前を間違っていただけで、詳細情報(2階にあるとか、噴水があるとか、トンネルを二つ越えた所とか…)を覚えていなかったのは私だった。

 

 

2階にあるレストランには確かに△△さんが居た。オジイサンに言われた通り【天ぷらそば】を注文。慈恩寺のオジイサンのことを伝えたので、右下にある小鉢をサービスしてくれた。しかしこれだけの大量の天ぷらはとても食べ切れなかった。

 

 

 

運んでくれたオバサンは寡黙で、初めていただく山菜の名前を聞こうにも<声かけないで!オーラ>いっぱいで聞きそびれてしまった。東北の人々の純朴さ?客は私一人だったので面倒だったのかなぁ。

 

 

ちょうど噴水が上がる時間で、お蕎麦をいただきながら目の前の噴水を鑑賞。110mの高さまで上がるということだ。

 

 

 

昼食を終えて鶴岡のホテルに向かったが、雨も上がって時間もあるので、翌日に予定していた鶴岡周辺にある神社に立ち寄ることにした。ここも目的の一つで、要領よく周って来られて良かった。見渡す限りの庄内平野の集落にあるちいさな神社。

 

(平野側から見た神社)

 

(神社側から見た平野)

 

 

この神社についても私の好きな偶然(必然なのだろう)を感じる不思議なことがあった。4月のウチの神社の例祭の参列者がこの神社を話題にしていて、すでに山形行きを決めていた私に是非訪れるようにと、山形行きの背中を押す大きな要因となったのだ。ダンナも「是非行って来てくれ」と言ったことで、この8日間ひとり旅の罪悪感も少しは薄れた。

 

 

いろいろな角度から撮った写真をその夜ダンナに送信した。旅行中にダンナにメールをするのは初めてのことだ。

 

 

夕飯については【知恵袋】のお薦めの、山形で一番美味しい回転ずしという《金太郎寿し》にしようと思っていた。お店で食べるとお酒が飲めないので持ち帰りを注文。作ってくれている間、従業員のお姉さんが相手をしてくれていろいろ話をした。そういえば東北訛りで話す人がすごく少ないなぁ。

 

 

鶴岡駅前のビジネスホテルにチェックイン。ここに2泊するが、料金は山形のホテルとほとんど変わらいのに、部屋の広さは雲泥の差!

 

 

コンビニで買ってきた白ワインと持ち帰りのお寿司でちょっと贅沢な夕食。好きなお寿司を5種類(中トロ、数の子、イカ、イクラ、ツブ貝)とツナの手巻き1本。数の子の塩気がゼロでビックリ!

 

 

  

 

 

ホテルの部屋の真下に見える鶴岡駅。貨物列車が停まっている。

 

 

 

この窓を見てもホテルのグレードがわかるというものだ。時々全速力で通過する電車の汽笛が聞こえたりしたが、寝る時は耳栓をしているので大勢に影響はなし。

 

 

この日歩いたのは6772歩だけ。2か所寄り道をして山形から鶴岡まで移動したから、走行距離は100kmを超えたと思う。

 

 

明日の降水確率は90%以上だがどうするかな?