山形紀行ー2日目(山寺の続き) | アブエリータの備忘録

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Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

山寺には車で登れるルートがないようだ。

 

 

階段を降りる途中で、ヤ〇ト運輸の宅配人に出会った!背中に荷物を背負って黙々と階段を登って来る。周囲の我々はみんな顔を見合わせて拍手でも起こりそうなムードだった。宅配の人は若者とは言えない年齢だったが、健脚の彼が山寺担当なのだろうか。荷物の箱には仏具専門店らしき名前が書いてあった。

 

 

ポストの取集は日曜日以外毎日11時のみ。この地域担当の郵便配達人も毎日仕事中にトレーニングが出来ることだろう。

 

 

 

麓近くの本坊右下矢印

 

 

 

本坊の塀から見える山々。こういう山の形が好きだ。大分の山々を思い出す。

 

 

 

麓へ降りてきたのはお昼過ぎ。

 

 

駐車場を借りたのはこのお店左下矢印ここの【昔の看板娘のお姉さん】の営業トークに乗ってしまったのだが、お姉さんのいう通り、山寺参拝の順路があるので一周することになり、どの駐車場に停めても歩く距離は同じだった。

 

 

 

ここで1000円以上の食事か買い物をすると駐車場代が無料になるという約束だったので、お昼をたべることに。これまたお姉さん(私よりひと周り下の丑年とのこと)のお薦めに乗って、山形名物の【芋煮】と【つや姫】の焼きおにぎりを注文。

 

 

 

芋煮550円。つや姫のおにぎり210円。1000円に満たないのでお土産に玉こんにゃくを買った。ずいぶん高くついたような気がする。

 

 

この日の山形は30度を超える暑さ。風が爽やかだったのでそんなに暑さを感じなかった。お姉さんによると、ここらあたりではクーラー要らずのようで、京都を訪れたときの暑さを熱く語っていた。客あしらいに慣れていて、ちゃっかりした商売上手なお姉さんだった。

 

 

食後、そこから車ですぐの所に芭蕉記念館があるので行ってみた。写真を撮り忘れたが、その玄関からもう一度山寺を振り返った。

 

 

 

記念館では芭蕉の生涯や作品をビデオにまとめてあり、4本のビデオを全て鑑賞。これまたずいぶん勉強になった。芭蕉のお墓は我が大津市の義仲寺にあるのでかなりのご縁。

 

 

後日談だが、山形の旅から帰宅した時、溜めておいてくれた新聞と共に届いていたのが大津市の生活情報誌右下矢印驚いたことに、6月号の巻頭特集が『旅の俳聖が愛した大津-芭蕉ゆかりの地を訪ねて』だった!こういう偶然に感激する私。

 

 

 

《行く春を 近江の人と 惜しみける》 そうだこんな有名な句があったのだ!

 

 

紀行に戻ろう。

 

 

午後にはもう一つお寺を訪問するつもりだったが、予定変更して、【知恵袋】で教えてもらった山形のお土産は全て揃うという【ぐっと山形】へ行くことにした。

 

 

山形市の北の端から南の端へ移動。形のいい山を見つけてわざわざ車を停めて撮った一枚左下矢印

 

 

 

けっこう時間がかかってたどり着いた【ぐっと山形】左下矢印

 

 

 

山形観光物産会館。確かにあらゆる山形土産がそろっていた。

 

 

 

《米寿》という名前の大吟醸酒があったので、88歳の母への土産にした。母は毎日晩酌に五勺(一合の半分)の大吟醸酒を呑んでいるので、毎月のご機嫌伺いには探してきた大吟醸酒を持参している。

 

 

おやつやスイーツはめったに食べないのだが、ここではちょっと一服してソフトクリームを食べた。

 

 

ここのトイレの便器はピンク。写真より濃い色だったが、さくらんぼカラーのつもりだろうか。

 

 

 

ホテルに戻って駅付近の地図を見ていたら、マッ〇スバリューの店を見つけた。ご当地食材などを見るのも楽しいので行ってみたが、全国どこでも置いてある商品ばかりだった。

 

 

デパ地下でもスーパーでもお惣菜が充実していないのは、山形市民はおかずを買う人が少ないからなのだろう。夕食を出来合いのもので済ませるような手抜きはしないという堅実な県民性なのかな?

 

 

この日もホテルの部屋で前日とほぼ同じメニューの夕食を早々に済ませて、翌日の鶴岡への移動のための荷物整理をした。

 

 

鶴岡2泊後に最終日は東京で1泊するつもりだったが、予定変更してこのホテルでの山形泊にした。満室状態の中でかろうじてとれた部屋は喫煙のシングルルーム。でもこれで山形滞在時間が増えて安心。

 

 

今日の歩数は10953歩。ストレッチの先生から「歩き過ぎ厳禁!」と言われているので、これくらいのペースを守っている。