山形紀行ー1日目(米沢) | アブエリータの備忘録

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Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

旅行の時でも出発は遅くていつも10時ごろ。

 

 

初めての東北新幹線。山形行きは【つばさ】で、仙台行きは【やまびこ】。福島まではこれらが連結して走る。

 

 

 

東京から2時間ちょっとで米沢到着。【知恵袋】で回答してくださった方の提案どおり、米沢で途中下車して米沢牛の昼食をとることにしていた。

 

 

快晴の空に映える白い米沢駅左下矢印

 

 

 

駅から近いということで目指していたお店がここ左下矢印

 

 

 

メニューもこのステーキ弁当右下矢印に決めていた。焼肉しながら食べる気は無かったので…。

 

 

 

まあこのお肉の美味しかったこと!食べ終わるのが惜しいくらい、もう一人前食べたいくらい、ほんとにほんとに美味しかった。脂が少なくて噛み応えがあってお肉の味がする。

 

 

近江牛や松阪牛や神戸牛や飛騨牛等々、いろいろなブランド牛を食べてきたが、口の中でとろけるタイプのお肉より私はこの米沢牛が好きだ。お肉の部位にもよるだろうが…。

 

 

大満足のお昼ご飯の後は、これまた【知恵袋】でお勧めだった上杉神社や上杉博物館へ。

 

 

 

 

上杉鷹山公左下矢印と上杉景勝公と直江兼続公右下矢印

 

  

 

 

 

 

館内には上杉家ゆかりの品々が展示されている。

 

 

上杉家については、上杉謙信の名前と【忠臣蔵】の吉良上野介の息子が上杉家の養子だったことくらいしか知らず、上杉鷹山公や直江兼続公についてはほとんど知らなかった。N〇Kの大河ドラマは観ないので…。

 

 

館内のシアターで鷹山公についての映画が上映された。17分間の映画では鷹山公を私の好きな西村和彦クンが、唯一の側室お豊の方を紺野美沙子が演じていた。長い間の苦闘の末に改革をした経緯が描かれていた。

 

 

《なせば成る なさねば成らぬ何事も 成らぬは人のなさぬなりけり》

 

 

この和歌が鷹山公のものということも初めて知った!アメリカ第35代大統領のジョン・F・ケネディが政治家で最も尊敬する人は鷹山公であると述懐したそうだが、そんなことも知らなかったなぁ。

 

 

あまり興味が無かった上杉家だったが、なかなか勉強になって、暑い中を行った甲斐があった。

 

 

米沢駅に戻り、情けないポカミスを二つおかしてしまった!

 

 

《その1》

時間があったので待合室でタブレットで情報収集をした後、本を読もうと思ってふと気がついた。コインロッカーに荷物を預けたままだ!手ぶらで電車に乗り込んでしまうところだった。

 

 

《その2》

新幹線の自由席に乗るつもりで切符を購入していた。改札口で新幹線の乗り場を訊くと「特急券が要りますよ」と言われた。〈当たり前田のクラッカー!ああ、私としたことが…恥ずかしい〉券売機まで連れて行って購入してくれたが…。

 

米沢駅で降りたとき、地元の人々がたくさん降りるのを見ていたので、自由席なら乗車券だけでいいと勝手に思い込んでしまっていたのだ。あーあ、物忘れと思い込みと勘違いの恐るべき老人力!

 

 

米沢から約40分で山形に到着。

 

 

ホテルは改札口に並んで数十メートル。シングルを予約していたのに、ツインのシングルユース!こんなに広い部屋左下矢印で2泊がシングル1室1泊分の料金。早割とはいえラッキーとしか言いようがない。

 

 

 

レンタカーの営業所から見た山形駅左下矢印ホテルは左側に続いている。

 

 

 

夕食を外でと思ったが、どのお店を見ても特に食べたいものも無く、駐輪場のおじさんに近くのスーパーはどこか尋ねると、近くには無いといって【十字屋】のデパ地下を教えてくれた。

 

 

山形特有のお料理などのお惣菜は無く、どこにでもあるコロッケや揚げ物、お寿司くらいしかなかった。春巻き2本とお漬物と白いご飯、そしてワインとチーズとトマトを買って部屋での夕食にした。

 

 

近江の人が教えたという【おみ漬け】というお漬物はかなり美味しかったし、地元の天童ワインもあっさりした辛口で私の好みだった。おおむねほどほどの良い夕食だった。

 

 

かくして満足の山形一日目が過ぎ、快適なホテルでの心地よい眠りについた。

 

 

この日歩いたのは10196歩。