前回ブログに宮部みゆきさんの『楽園』を読んでいることを書いた。
100ページほど読んだ頃、「なんか知ってる…」という既視感が!
新しく買った本の発行年月日を見ると、【2016年12月15日 第11刷】とあり、第1刷は【2010年2月10日】となっている。文庫本が出たら〈待ってました!〉とばかりにすぐ購入していた私が今まで待つわけがない。
「もしかして又やってしまったのか?」と本棚の宮部みゆきコーナーを見ると、あるではないか!『楽園』の上下巻が。
発行年月日は【2010年2月10日 第1刷】。案の定、発刊されてすぐに購入している。
7年の間にすっかり忘れてしまっていたのだ。読み始めてもなお気がつかず、100ページも読んでやっと気がついたのだから情けない。もちろん物語の結末も想像だにできない。
納得するまで読んでみようと思うが、結局最後まで読むことになるのだろう。前にもそんなことがあった。
ところで、文庫本の価格だが、
2010年 第1刷 ― 上巻:667円+税 下巻:648円+税
2016年 第11刷 ― 上巻:760円+税 下巻:700円+税
消費税が8%になったのは2014年の4月だから、第1刷の時の消費税は5%だ。となると、2010年に買った『楽園』の上下巻、5%の税込で、700円+680円=1380円也。
で、今回の『楽園』上下巻、8%の税込で、820円+756円=1576円也。
その差額は196円。これって、仲間由紀恵さんの写真付きカバーを196円で買うたようなもんやんか・・・って、どんな計算やねん!
それより今回の1576円はもったいない!新しい『楽園』上下巻、誰かに貰ってもらおう。
上段の2冊が2010年版で下段の2冊が2016年版