関東へ ③ 【川越市-前編】 | アブエリータの備忘録

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Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".


近況報告の記事が間に入ってしまったが、引き続き関東行きについて記録しておこう。


同級会の翌朝、ホテルの部屋からの風景

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ATMみたいなマシンで清算をして、東京のホテルをチェックアウトし、大井町駅からりんかい線に乗って、乗り換えなしで一路川越へ。


川越のホテルは、駅近くながらあまり活気のあるエリアではなかった。荷物を預けて身軽になって、駅前に停まっていたバスに乗って川越観光に繰り出した。(このバスは、乗るつもりだった小江戸巡回バスではなかった!500円のはずが300円だったもの!)


バスは発車する頃には満員になっていた。考えてみれば、この日は土曜日だ。どこもかも混んでいそうでちょっとげんなり。


観光ポイントをめぐる巡回(と称する)バスの最初のポイントはここ

 

 

 

 

 



徳川家光公の誕生の間や春日局の化粧の間などがある。当時の風呂場と雪隠はかなり寒々しい雰囲気だった。


ここに来た目的は境内にある五百羅漢538体の石仏がずらりと並んでいる。

 

 

 

 

 




全ての羅漢さんを一体一体じっくり拝見した。こんなに間近で見られる羅漢さんは初めてで、顔も風体も持ち物も、とても面白かった。

悩む人?




牛を抱える人
 

 

 




密談をする二人

 


 

知った人の顔が見つかるということなのだが、私が羅漢さんの中に探すのは亡き父の顔だ。これまで旅先に羅漢さんがいれば必ず訪れているが、ここでも父を見つけることはできなかった。


前夜、埼玉の鴻巣市に住む同級生に「川越のお土産には何が?」と尋ねたところ、「芋!」と即答。


喜多院そばのお菓子屋さんの入口で試食した【つばさかりん》という芋菓子がとびっきり美味しくて、このあと一日中、川越散歩に持ち歩き続けることになるにも関わらず、3箱買ってしまった。


お菓子を買った後、停留所で待っていたご夫婦と、間違った「巡回バス」の切符を買ってしまったことを嘆きながら、フツーの路線バスみたいな時間割でやって来たバスに乗り込んだ。


ほどなく、川越観光の目抜き通りへ到着。後編に続く。