植物性油は炎症を悪化させる。 | 心と体と食と。

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心と食のアドバイザー。

血糖値スパイクを起こしやすい体質とどう向き合っていくか、試行錯誤の記録を記したいと思います。

 

植物性油は炎症を悪化させます。

 

今現代が抱える

 

慢性的な健康問題の

 

一つにこれがあると思います。

 

 

(健康に関心のある方にとっては

おそらく常識中の常識

なので、そういう方は

復習感覚で読んでください)

 

 

 

昔の誤った認識ですと・・・

 

植物油は動物の油より低カロリーで

 

体内で作れないから

 

沢山とった方が体に良い

 

という考えが

 

ひと昔前に広まっていました。

 

そのままイメージが固定化

 

されてしまったようです。

 

全くの勘違いです。

 

企業のキャンペーンが

 

ここまで科学的事実を

 

捻じ曲げて広めてしまっていて

 

何十年も間違った

 

認識がそのまま

 

野放しになっている状態に

 

ゾッとします。

 

意識的に植物油を取ろうと

 

しなくても

 

足りているどころか

 

ほとんどが

 

過剰摂取しています。

 

現代の食生活では

 

減らすほうが難しいのですが

 

油の取り方を常に

 

意識し続けることで

 

炎症のリスクを下げられます。

 

 

炎症を起こす

 

植物油の種類ですが

 

オメガ6油のことを指します。

 

オメガ3油という種類もあって

 

こちらは逆に炎症を抑えます。

 

この二つの油を

 

バランス良く摂ることができれば

 

炎症の問題は解決します。

 

 

種類によって性質が全く異なります。

 

 

 

不飽和脂肪酸

の特性を説明しますと

 

 

 

オメガ6

◯炎症を起こす

◯免疫を活性化させる

◯酸化しやすい

 

オメガ3

◯炎症を抑える

◯免疫を抑制する

◯特に酸化しやすい

 

オメガ9

◯血中のコレステロールを

適正に保つ

◯酸化しにくい

 

 

 

それぞれが

多く含まれる

食材や油↓

 

 

オメガ6

コーン油

紅花油

サラダ油

米油

大豆油

ごま油

牛肉

マヨネーズ

植物油脂の表示が

されているもの

ポテチやドーナツや天ぷらなど

揚げ物油

 

 

オメガ3

フィッシュ油

エゴマ油

アマニ油

しそ油

魚類

くるみ

 

 

オメガ9

オリーブ油

ナタネ油

アーモンド

豚肉

鶏肉

 

 

 

 

 

炎症作用のあるオメガ6を

 

取り過ぎてしまう理由を

 

お分かりいただけたと思います。

 

特にオメガ6油を

 

使用した揚げ物を

 

食べ続けてしまうと

 

炎症の作用と酸化した脂によって

 

ダブルで炎症体質になってしまいます。

 

 

これを知らなかった時期

 

私はひどい肌の炎症に

 

数ヶ月に渡り悩まされ

 

原因がわかるまでは

 

絶望的に毎日を

 

過ごしていましたが

 

油を取らない期間だけ

 

炎症が治ることに気がついて

 

ようやく

 

油の取り方に

 

気をつけるようになりました。

 

もともと問題が表面に

 

出やすい体質なので

 

早々に知れたことは

 

本当に良かったと思います。

 

体が強くて自覚症状のない人は

 

体内の内臓や血管を

 

数年に渡って

 

損傷させてしまうリスクが

 

ある訳ですから。

 

毎日の食事を少し変えるだけで

 

恐ろしい事態は防げます。

 

 

オメガ6とオメガ3のバランスは

 

2:1〜4:1

 

この辺りが目安。

 

今まで使ってたサラダ油を

 

オリーブ油に変える

 

マヨネーズはかけ過ぎない

 

揚げ物は週に一回だけ

 

などなど、

 

いきなりガラッと変えるのは

 

難しいので

 

我慢や無理なく

 

変えられそうなところを

 

一個ずつ

 

習慣に馴染ませていくのが

 

継続のコツです。