動悸の原因はいろいろ | 心と体と食と。

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心と食のアドバイザー。

血糖値スパイクを起こしやすい体質とどう向き合っていくか、試行錯誤の記録を記したいと思います。

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最近、食事のアドバイスをさせていただいている方から立て続けに「動悸がするんです」と相談されました。

その方の体質や食生活を細かく伺っているのでおおよその原因はわかります。でも、全く知識がないとびっくりするしますし怖いですよね。

私も栄養のことを学んでいない時は割と頻回に動悸が起こっていたので何か重大な疾患があるのではないかと不安になったものです。

 

動悸と一口に言ってもその人の体質や体調で原因は様々です。

今回は重大な疾患ではなく、大きな問題のない日常生活で簡単に起こり得るものの原因をざっくりまとめてみたいと思います。

 

 

 

 

 

(動悸の原因)

 

・貧血

・精神的ストレス

・低血圧

・低血糖

 

 

 

 

 

 

■貧血

貧血は赤血球が足りなくなってしまっている状態です。

赤血球は身体中に酸素を運ぶ役割がありますが、これが減ってしまうことで細胞が酸欠状態になりやすくなります。

これを防ぐために心臓が強く鼓動してしまう可能性が考えられます。

 

対策→血を増やすために自分に適した食事を知り、きちんと摂る。鉄サプリを飲むだけでは根本は解決しません。飲めば数値状は良くなったように見えますが、鉄サプリには問題点が多々あります。

 

 

 

 

■精神的ストレス

不安、恐怖、怒りなど強い精神的なストレスは交感神経を活発にさせます。

するとアドレナリンやノルアドレナリンなどが体内で分泌されるため興奮で心拍数が上がります。

 

対策→極度のストレスで緊急な場合はCBDオイルなど即効性のあるもので副交感神経を優位にさせて落ち着かせる。改善には生活習慣の見直しやマインドフルネスなど精神の深いところからじっくり調整する必要があると思います。

 

 

 

 

■低血圧

血圧が低く血を身体中に巡らせる力が少ないと、全身に酸素が行き渡りません。

酸欠状態になるのを防ごうと心臓が頑張るため鼓動が強くなることが考えられます。

 

対策→血が少ない方が基本的に多いと思われるので、適した食事を食べて血を着実に増やすこと。単純ですが筋肉をつけるのもおすすめです。特にふくらはぎを鍛えれば立ちくらみも改善します。減塩のし過ぎも血圧調整にとってよくないので、ミネラルが複数含まれた良質の海塩を摂取する。

 

 

 

 

■低血糖

血糖値を常に一定の値でキープするためホルモン分泌で自動的に調整されています。

低くなり過ぎた場合、血糖値を上げるために交感神経系が優位になります。

するとコルチゾールやアドレナリンなどが分泌されるため興奮状態になり動悸が起こりやすくなります。

 

対策→低血糖を防ぐためには食事と食事の間を空けすぎないことが大事。絶食は危険です。食事は一度にドカンとたくさん食べ過ぎずに少量を数回に分けて摂取するなど、おやつタイムを上手に使うこと。