血糖が下がらない理由と上がる原因を考える。 | 心と体と食と。

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心と食のアドバイザー。

血糖値スパイクを起こしやすい体質とどう向き合っていくか、試行錯誤の記録を記したいと思います。

 

 

 

赤薔薇食事記録と血糖値の変動の観察日記です赤薔薇

 

ちょうちょ食後高血糖あり

ちょうちょ低血糖起こしやすい

ちょうちょヘモグロビンA1c 5.8

ちょうちょ祖父母が糖尿病

 

クローバー身長160cm44kg

クローバー痩せ型で筋肉も脂肪もつきにくい。

 

クローバー血糖値の変動は間質液グルコース量を測定するリブレを使って間接的に見ています。

 

 

 

 

 

 

 

※これは、あくまで私の場合での考察になります。

 

 

前日の血糖値コントロールがうまくいかなくて

朝から血糖値高めでスタート。

 

 

朝食は味噌汁、アーモンド、ピーナッツバター、はちみつ(ティースプーン1程度)

血糖値118⇨150超え

 

 

食後2時間過ぎる頃には

100近くまで下がるはずなのですが

130あたりから下がらない。

 

 

理由を考えてみました。

 

 

1、ナッツ類を多めにとった

2、負荷の大きい運動のせい

3、起床時の血糖値が高い

 

 

わかりやすいのがこの3つかと。

 

 

 

 

1、ナッツ類を多めに摂った

 

低血糖になりがちだったので、

その予防としてこの頃はナッツを多めに摂っていました。

 

ナッツの主成分は脂質なので

食べると体内で中性脂肪が増えます。

血中に中性脂肪が多いとインスリン抵抗性が

増して血糖値が下がり難くなるそうです。

 

糖質制限などのケトン体ダイエット系では

あえてこの作用を使っているのでしょうね。

 

血糖値が下がりすぎると

甘いものとか高カロリーのものとか

正気を失ったように爆食いしてしまいますし……。

糖質制限をしていると人あるあるですよね。

 

確かに、

血糖値が下がりにくいのは利点もあります。

 

急激な空腹感は感じませんし

そのおかげで一食に食べる食事の量が抑えられます。

甘いものへの渇望感も回避できます。

 

ただ、ナッツなどの脂質の多いものを

食べすぎるとその後の血糖値がズーっと下がりきらず

 

次の食事でさらに上がってしまう

というデメリットがあるので

自分の体にとっての

適正量を知ることが大事だと感じました。

 

 

 

2、負荷の大きい運動のせい

 

コルチゾールやアドレナリンによって

インスリン抵抗性や糖新生が促されている。

 

この二つは

血糖値を上げるホルモンとして

有名ですよね。

 

私の場合はハードな運動でなくても

交感神経が優勢になりがちです。

公園をゆっくり散歩しただけで10は上がる。

 

食前と食後の運動はむしろ高血糖状態を作りやすくします。

 

血糖値スパイクを作ってしまうとインスリンが逆に多く分泌されて

今度は一気に下がってしまう低血糖のリスクもあります。

 

運動で適度に下がる人もいるようですが

これも個体差があるようです。

 

インスリンに頼らないで糖を

細胞に取り込むためには

運動によって

グルコーストランスポーターの発現を

促すのも重要だと思います。

 

でも、運動しても大丈夫なタイミングは

個々で探る必要がありそうですね。

 

 

 

3、起床時の血糖値が高い

 

これは説明するまでもなく

血糖値が高いまま食事をすればさらに高血糖になりやすく

その後も血糖値は下がり難くなります。

 

就寝から起床までは長時間の絶食状態です。

本来なら下がるはず。

 

昼間にあまり動かず

さらに活動量の減る夜に必要以上に食べてしまい

糖の摂取量が多ければ

細胞には既にエネルギーの材料が

足りているので飽和状態です。

エネルギーに代謝できない余った分が

中性脂肪にたっぷり合成されるので

ここでインスリン抵抗性が出てくる。

 

朝食後は下がるけれど、昼以降は下がりにくいことが

たまにありますがこれが原因の一つだと思います。

 

日本人は遺伝的にインスリン分泌量が少ないそうですし

1日に出せる限界というのもあるかもしれません。

 

 

 

 

 

ざっくりと、最近考えていたことをまとめてみました。

今回の考察はあくまで私の体質から読み取ったものなので

全く正反対!という方もいらっしゃるかと。

血糖値のコントロールに均一な正解がないというのを

いろんな方のブログを拝見していて感じています。