決戦前夜。 | 立教大学体育会水泳部のブログ

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1年間で最も重要な大会としている「関東学生選手権水泳競技大会」、及び「日本学生選手権水泳競技大会」に向けて、日々練習に取り組んでいます。

ブログを読んでくださっている皆さん、こんにちは!いつもありがとうございます。


本日ブログを担当します、クリケンこと2年栗原です。


テーマに入る前に、本日は大会の結果報告から参ります〜


本日から2日間、SPACにて


関東学生チャレンジ公認


通称「関チャレ」


が行われております🔥



1日目のレースで自己ベストを更新した選手はこちら!!


4年 高原彩花 400IM、200Ba✨(OPEN 突破❗️)

4年 永藤修一 200Fr✨

3年 清水恒聖 200Fr✨

2年 栗原健太 200Fr✨

1年 山田真希 200Fr✨

4年 山下結生 200Ba✨(立教新記録⚜️)

1年 三友滉太 50Fr✨

3年 面田隼太郎 50Fr✨




以上になります。



明日もチーム一丸となって頑張ります!!



さて、大会報告が終わったところで本題。






今日のブログはとてつもなく長いですが、時間のある方お付き合いください。




テーマは


私の原動力


です。



僕はKPOPのアイドルグループが大好きなので、彼女たちの音楽を聴いたり、パフォーマンスを見たり、ライブに行ったり。


「推し」から癒しをもらうことでどんな練習でも乗り越えられる気がしています。


昨日のブログであんちゃんも言っていた通り、先週末にはLe Sserafimというグループのライブに参戦するため、兵庫県神戸市まではるばる行ってまいりました。



(初アリーナ席楽しかった、、😭)


ちなみに来週は地元横浜でライブに参戦する予定です!笑


しかもプレミアムシートなる最高に推しに近い神席に当選してしまいました…✨

おそらく命日になりますね。



また、最近は山下主将とaespaという4人組ガールズグループにどハマりしてしまいました。


日本デビューおめでとう🎉🎊



今年も変わらずお金がなくなりそうですね!笑

ゆいさん、今年こそは一緒にライブ行きましょう👍














ですが、これは1番ではありません。

もっと大切なものがあります。



ズバリ、僕の最大の原動力は、両親です。




恥ずかしいし、父の日や母の日を忘れてしまうほど親不孝な僕ですが、、書かせていただきます。





父と母に恩返しがしたい。苦しい時も支えてくれた分、結果で感謝を伝えたい。




水泳を続ける根底には、常にこの思いがあります。






母は、少しだけ厳しい人です。少しだけね。笑

こんなこと書いたら怒るからまた。笑



ベストが出なかった時、私のレースが終わった数秒後にはもう「なんで出なかったと思う?」と言った趣旨の連絡が届いています。笑



でもこれは、目先の結果で一喜一憂して、ベストが出ないと自暴自棄になってしまう僕の性格を理解して、レースを冷静に分析できるようにしてくれているんだと思います。



そして母は「無理をするな」という言葉を使いません。



メンタル面で逃げ出したくなってしまう時がある僕にとってこの言葉は逃げ道でしかないからです。


常に鼓舞する言葉をかけてくれることで、毎レース毎練習、気持ちを奮い立たせて頑張ることができています。



ありがとう。









そして父。

客観的に見て、すごい人。尊敬してます。



今はきたるオリンピックのため、パリにいる…のだと思います!


いろいろな国を飛び回ったり、合宿に帯同したりと目まぐるしいので、一緒に暮らしてないとよくわかんないです。笑



たくさんのトップアスリートと仕事で関わってきた父からはたくさんのことを学べます。



専門領域であるアミノ酸や栄養素に関する話はもちろん、トップ選手の競技への取り組み方やトレーニングのアドバイス。



本当に感謝しても仕切れないです。



自分の仕事を僕のために活かしてくれてありがとう。










恵まれた環境で不自由なく水泳に打ち込ませてくれている両親に結果で恩返ししたい。


昔からそう思って泳いできました。


しかし、僕の水泳人生はほとんどが苦しさと悔しさの連続です。


特に中高生。



練習しているのにベストが出ない。

小学生の頃の自分が超えられない。

自暴自棄になる。



そんなことの繰り返しでした。



ですが、いい意味で、どんな時でも両親の僕への対応は変わりませんでした。



母は「悔しがってるだけじゃ次に繋がらないよ。」といつでも冷静でした。


俺は頑張ってるんだ。なのにタイムが出ないんだ。と


自分の頑張りを認めてほしかった当時の僕は、なんでもっと優しく寄り添ってくれないんだ、と強く当たってしまうこともありました。



しかし、それでも母は僕の性格を誰よりも理解してくれているからこそ、変わらず鼓舞し続けた。



だからこそ、強い気持ちを持ってここまで水泳を根気強く続けられているんだと思います。




父も何も変わらずサポートをしてくれ、少しでもベストが出た時は自分のことのように喜んでくれた。




それが嬉しくて、2人にこういう思いをもっとしてほしいという一心で、もう水泳は辞めてしまいたい。とどん底まで落ちた時も、なんとか諦めずに頑張ることができました。




でも、結局なかなか目に見えるような結果を残せないまま中高生活は幕を閉じました。



もっと大きな舞台で活躍する姿や大ベストでガッツポーズする姿を見せたかった。そういう思いがあります。



今度こそ。そう意気込んで迎えた大学水泳。

親元を離れ、寮生活が始まりました。



自炊や洗濯、スケジュールや食事の管理を自分でやるようになり、より一層両親のサポートのありがたみを実感する毎日です。




たまに、申し訳なくなる時があります。




僕の水泳選手としてのレベルは未だにちっぽけです。



そんな僕にこれでもかとサポートをしてくれる両親。



それなのに見合う結果が出さなくて申し訳ない。

ダサい息子で申し訳ない。




ですが、「終わりよければ全てよし。」って言葉がありますよね。




中高生の時にたくさん悔しい思いをさせたこと、大学一年目もベストこそ出せたものの、ドカンとインパクトを残すレースができなかったこと。



これら全部を、僕の水泳人生の悲願である「インカレ突破」という最大の恩返しでチャラにしてやりたいと思います。      



二十歳なんだから、そろそろ親孝行しなきゃね。



勝負のレース、今年のインカレの出場権を獲得する実質的なラストチャンスはいよいよ明日やってきます。




今日このタイミングでブログが回ってきたのも何かの運命かもしれません。




絶対に切れる保証なんでどこにもありません。



今日の200Frだって決して納得のいくタイムではない。



でも、200IMでインカレを切るために全てをかけて準備をしてきました。



あとはなんとかなる!と思って泳ぐだけです。

(ちなみにこれが1番苦手笑)



両親以外にもたくさん恩返ししたい人がいます。



大好きな先輩方や同期後輩、たくさんお世話になったマネージャーさん、応援してくれる友人、いつもハッパをかけてくれる蟹和コーチや根岸コーチ。



みんな、クリケン、頑張るよ。見てて!!




長いブログをここまで読んでくださった、あなた。


相当僕のこと好きですね。笑



次も読んでね。



決戦前夜のクリケンがお送りしました。



明日はももか!