※あくまで私の個人的な意見なので、スラムダンクに関する個人的意見を聞きたくないという方は回れ右でお願い致します!^^
※私は夢女子で、花道に対する夢発言含みますのでご注意ください!
今回は桜木花道と赤木晴子が付き合う可能性があるのか?について議論したいと思います!
そもそもスラムダンクのストーリーの根幹というのは
「張り合いのない毎日を送っていた不良がバスケという生涯をかけて打ち込めるほどのものを見つける」
というのであり
恋愛よりも作者が強調したかったところもそこだと思います。
水戸が「花道は本当に打ち込めるものを見つけたんだな。」「お前もなんか見つけろよな!」みたいな会話を桜木軍団たちとしていた事からも「どこかで本気で打ち込めるものを探していた」というニュアンスは間違っていないと思います。
しかしマドンナ的な女性を入れるのは少年漫画の王道ですし
ただバスケだけしてる物語ではなくいつも応援してくれる女性がいるというストーリーにすることで
より青春の甘酸っぱい感じが出るため
晴子というキャラが存在するのですが
だからといってじゃぁその晴子と花道が付き合うかどうか・・・という部分は
作者的に描かずに終わる方が綺麗だし、
付き合ってどうこうというのを別に描きたいとは考えていないのではないかと個人的には思います。
「その辺が気になるファンは、ファンの想像にお任せします」というニュアンスだと思います。
私のここまでの考察は正解なんじゃないかなと勝手に思っています。
山王戦で花道が晴子に言った「大好きです。今度は嘘じゃないです」というセリフで
花道の中での優先順位が晴子よりバスケが上になったと考えるファンもいたようです。
確かにここで晴子の事を大好きですではなくバスケを大好きですというのは
私が晴子の立場なら「告白してもいないのにフラれた感」「バスケに負けた感」を感じるっちゃ感じる気もします。
ですがまぁこのセリフは晴子とバスケどっちが優先順位が上というよりも
単純に第1話で言った「大好きです!スポーツマンですから!」というセリフを連想させる言葉を最終回で花道に言わせることで感動的な感じにしたかったというのと
読者に「え?!花道、晴子に公衆の面前で告白?!」と驚かせておいて
「大好きってバスケの事かよ!」というウィットに飛んだ感じを出したかった。
そしてバスケなんか大っ嫌いと言っていた花道にバスケを心から大好きだと言わせたかったという
作者の意図だったのだと思います。
そもそも花道は
わりと最初の段階から晴子に気に入られるためだけではなく
バスケ自体を気に入っていて自分ならできると考えていたからバスケをやっていたと思います。
柔道部の青田に柔道部に誘われた時
「バスケットマンだからだ」と言って誘いを断ったのも
晴子どうこうだけではなくバスケ自体に何か自分の中で感じるものがあったからだと思います。
なので花道にとって晴子はバスケに出会わせてくれた恩人ですし、恩人というわけでなく好きという気持ちがなくなったわけではないのでしょうが
ですが例えばもし晴子が花道に「私もうバスケ好きじゃなくなったから、バスケやめてほしい」と言ったところで(晴子は絶対そんなこと言わないですが例えです)
花道はたとえ晴子の言葉であっても、バスケをやめないと思います。
この感じを「花道は晴子よりバスケが大事になった」と取るかどうか、というところですかね。
まぁ山王戦後のエピソードでも花道は晴子の手紙を喜んでいたので晴子が好きという気持ちがなくなったわけではないでしょうが。
最終回で晴子はバスケ部のマネージャーになっていました。
そのためリハビリから花道がバスケ部に戻ればより部活で接する機会が多くなっていきますし
晴子が片思いをしている流川はどう考えても晴子は眼中にないため(笑)
晴子が流川を諦めて花道のほうに目が向く・・・という可能性はなくはない。
特にバスケがどんどんうまくなっていく花道を見て好きになる・・・という事もなくはない・・・・
こういう状況証拠?だけを集めれば「なくはない」のですが
ですがやはり作者は花道が「晴子さん~」と片思いをしていて、その晴子は「流川君~」と流川に片思いをしている・・・その関係性のままで時が止まった感じにしていたいのではないかなと
私は考えます。
作者は「山王戦以上のものは描けない」として山王戦でスラムダンクを終わらせているわけですし
そういう意味でも、スラムダンク最終回の段階で2人が付き合っていないのであれば
それが全てであり、
その時のまま時は止まったままだと思います。
特に2022年に公開された「THE FIRST スラムダンク」では「大好きです。今度は嘘じゃないです」のシーンをカットし、回想シーン以外では全く花道と晴子の接点がない事から
晴子とどうこう・・・・という恋愛模様は作者の中で優先順位がめちゃくちゃ低い気はします。
昔はスラムダンクに限らず恋愛要素をめちゃくちゃ入れるものが多かったですが最近は恋愛要素を入れると反感を買うので、今の風潮に合わせて恋愛要素をカットしたのかもしれませんが。
さきほど晴子がマネージャーになった事で花道と接する機会がより増えた~とは言いましたが
逆にマネージャーになった事で
晴子はいつも応援に来ていた「マドンナ」から、純粋にバスケ部員として部員を支えるマネージャーに降格した
ような感覚も私の感性では覚えますけどね・・・
女子マネが部員と付き合うのはアルアルなのでマネージャーが降格というのもおかしいという指摘もあるかもしれませんが
晴子に関してだけは
うまく言えませんがマネージャーになる事で逆に憧れのマドンナポジションから降り、
バスケ部員をして支え、花道が羽ばたいていくのをただ見届けて終わるポジションになった感もあるような・・・
今までは試合に見に来た晴子の「すごいすごい!桜木くん!」という言葉に花道がテンションマックスになって調子に乗って・・・バスケでバカやって・・・という
晴子のほうが花道にとって憧れの存在だったのが
晴子はマネージャーとして冷静に接し、花道は「晴子さんww」とは言うもののバスケとなると真剣で・・・
みたいな・・・
うまくいえませんが・・・
逆にマネージャーになった事で晴子と花道はどうこうならないのが確定した気もしないではないです。
花道がバスケがもっと下手で晴子さんのほうばかり見ていた時に晴子は流川が好きだった・・・という段階で
2人は結ばれない運命というか・・・
長すぎた春で終わる気も女の勘的にはするのですが、どーでしょうか?
最終回の晴子の「大好きなバスケが待ってるから」の手紙の内容も
なんとなく花道が羽ばたいていくのをただ見届けて終わるポジションになったな、晴子は。というのを
肌感覚的に感じたのですが皆さんはそうは思いませんか?
なんにせよ、
私はリーゼントの花道と坊主の花道は全くの別人だと考えているため(別人の坊主少年が新しく来て桜木花道を名乗っていると思っているため)
別人の花道が晴子とどうなろうが
どうでもいいといえばどうでもいいのですが(笑)
本物の桜木花道は湘北から別の学校に転校し、転校先で別の女性(夢主)と恋に落ちて
バスケでも全国制覇して
幸せに暮らしていると信じています。
花道LOVE!な私的に言わせてもらえば
最初の段階で晴子は花道に眼中になく
流川に目が向いていたような人に花道を好きになってほしくないと思っています。
流川が自分の事を見てくれないからあきらめて花道に行く・・・みたいなことをする女に花道は渡したくないですし
何度も言うように
私は花道は海南戦で負けて落ち込んでたあの時までが本物の花道だと考え、
あの後本物の花道は転校したと考えています。
そのため
晴子ともう一人の坊主花道のほうは知りませんが、
晴子と転校した本物の花道がどうこうなる・・・という事は「ありえない」と思っています。
ただ花道が生涯をかけて打ち込めるバスケと出会わせてくれたのは晴子
という事実は変えられないため
そこにはめちゃくちゃ嫉妬してしまいますが・・・
ですが転校先で運命の相手(夢主)と出会って
夢主の応援のおかげで花道が飛躍的に強くなれば夢主もまたかけがえのない恩人になるわけですから
そういう設定にしておきます(笑)