【受験生向け】直前期の算数の学習方法記念受験にはしないようにするために

　こんにちは。こんばんは。おはようごいざいますの方もいらっしゃると思います。中学入試理系の達人です。寒さを感じる季節になって参りました。来るべき入試本番に向けて万全の対策を施していると思います。今回は、私が普段直前期から担当させて場合に用いる手法を紹介させて頂こうと思います。偏差値の目安としては、S偏差値55以下、Y偏差値65以下の受験生の場合に当てはまる算数の学習方法となります。この偏差値を超えているのであるならば、過去問を用いた志望校対策を行っていくのがベストな学習方法と言えるでしょう。

　中学受験を対象とした、算数の参考書・問題集も執筆しております。以下のリンクより参照して下さい　☞参考書・問題集の出版に関する記事

　また、この記事はPC閲覧向けに作成されています。スマホなどでは見にくい場合がありますので、ご了承頂ければと思います。

　さて、本日は今からでも間に合う算数の志望校対策の方法についてお話をしていきたいと思います。例年駆け込みで家庭教師のご依頼を承ることがありますが、そのような場合は成績が伸び悩んだり、直近の模試での成績が下降していたりと様々なケースがあります。過去に担当させて頂いた受験生に関しても

　同様の方法で合格を勝ち取っています

参考の上に実践をして、合格を勝ち取って下さい。

　以下に、これからの時期で保護者の方が意識すべきことを記載しておきます。最初に断っておきますが、塾などに相談をしても適切な答は期待しない方がいいと思います。彼らは集団授業を行っているので、全体まで目を向けることが出来ない講師が多数です。一部、そうではない講師もいますが、そのような講師が担当しているのであるならば現在の状況は考えにくいと思います。

① 基本問題～典型問題の総復習と確認を行う

　算数はまず入試に出題される典型問題を全て確認を今からでもすべきでしょう。これを年内に一通り完結させます。その受験生の現在の状況によって扱うテキストは異なってきます。ただし、必ずしも通っている塾のテキストを用いるのが最適解とはいえません。また、志望校によって異なるのは当たり前ですのでここでは具体的なテキスト名は控えさせて頂きます。お問合せ頂ければ入試直前に解いておくべき最適な問題集を提示させて頂けると思います。現在の状況を確認した上で最も効率のよい学習法を提案致します。詳細は御問い合わせ下さい。合わせて入試では計算練習や一行問題の演習の経験も極めて大切と言えますので、こちらの対策も合わせて行っておくべきでしょう。

　チェックシートなどを作成して、完成した分野をチェックしていくと達成感もあり、且つ苦手分野も把握しやすくなりよいお思います。

② 塾の宿題

　当然、塾からは宿題が出されると思いますがこれを全て扱う必要はありません。むしろ全く手をつけなくても良いと考えています。塾に振り回されないようにすることが肝心です。塾は集団授業ですから、当然カリキュラムがあり、それに従って進めています。受験生の弱点などの事情はあまり受け入れていません。そういった視点から考えても塾の宿題を行うのは得策とは言えません。では、何をやればいいのか？それは明白です。塾で解いてきた問題の解き直しのみをしていけばいいのです。また、宿題として課せられる問題には初めて見る設定の問題が出題されるものが多数なので算数が苦手な場合、その宿題をこなすだけで直前期の貴重な時間を浪費するだけです。学習効果が高いのは一度解いた問題の復習です。全く同じ問題を解いて解けてるのかを確認すればいいだけです。塾の宿題は必ずしも全てを扱う必要はありません。無視していまっても構わないと思います。

もう一度言いますと、

　一度解いた問題の復習は極めて重要です

③ 過去問

　そうなると当然過去問をやる時間がなくなるという焦りが生まれてくるでしょう。過去問は12月から算数の仕上がりを見てやっていけば十分間に合います。1月の直前期でもいいくらいです。また、全ての年度を扱う必要もありません。重要視するのは算数典型問題の習得です。はっきりと言いますが、過去問に執着するご家庭で満足いく結果が出るのは極めて稀なケースと言えます。

④ 体調管理

　冬になるとインフルエンザなどが流行りはじめます。風邪などを引いてしまったら学習の時間も取られてしまうので、絶対に病気にはならないように体調管理を怠らないことが極めて大切ですということを言っておきます。

　また受験生におかれては、

　今の学習が大きく入試を左右することを念頭に置いて学習を！

　進めていくように親子共々心掛ける必要があります。時間を掛ける分野には時間を掛けて隙の無い状態を作り上げて下さい。

　悩むよりもまずはプロ講師に相談を！最善の方法をご提案するとともに、受験までの塾との付き合い方や利用法なども合わせてお話せて頂ければと思います。

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