こんばんは。こんにちは。おはようございます。はじめましての方もいらっしゃるのではないでしょうか?中学入試理系科目の達人と申します。今回、以前より告知しておりました問題集・参考書につきまして『はしがき』の部分を紹介させて頂きます。中身も難関校向けにかなり内容の濃いものになっております。お手に取ってみて下さい。発売はもう少し先になりますが、中学入試には間に合う時期に発売致します。以下、はしがきの部分になります。

 

 本書は、中学入試の算数の典型問題を一通り学習した受験生を対象として、以下のような受験生や保護者の方に役立つことを目指しました。もちろん、中学入試の内容を先取り学習で終えている非受験学年の受験生の方も是非本書を手に取ってみて下さい。

  ・全国の最難関中学を受験しようと考えている受験生

  (表紙裏に書かれているような学校を志望している受験生)

  ・図形問題を得点源にしたい時間のない受験生

  ・図形問題をより深く理解したい受験生

  ・図形問題の本質に触れてみたい好奇心旺盛な非受験学年

 

 この本を手に取っているのは、中学受験生や来年度以降に中学受験を控えている皆さん、そしてその保護者の方、もしかしたら中学受験の塾の先生や家庭教師をしている方もいるのかもしれません。

 

 ここで、この本を手に取って頂いた皆さんに問いかけたいことがあります。

  『パズル』はやったことがありますか?好きですか?

 最近は所謂普通のパズルの他にも、3Dパズルなど様々なパズルが販売されていて、一度は手に取ったことがある方がほとんどなのではないでしょうか?このようなパズルを買ったのはいいのですが、開封したばかりの未完成の大量のピースを眺めているだけで心が折れそうになるのは私だけでしょうか。しかし、パズルは根気強く組んでいくことにより、誰にでも必ず完成させられるものであると私は考えております。実は算数の図形問題についても同様のことが言えるというのが私の持論になります。この本のテーマとなる、超難関中の図形問題は一定の型(定理と呼ばれるもの)やテーマが潜んでいる良問が毎年繰り返し出題され続けているのが現実であり事実です。この定理やテーマが前述のパズルのピースに当たるものなのです。つまり、超難関中の図形問題といえども自分の知っている型を図中から探し出したり、作図をしたりしていけば答えに辿り着けるように作成されています。ですから、時間を掛ければ誰にでも正解出来るように作成されているといっても過言ではありません。出題者だって、どのような行程を経て答えに辿り着くのかを作問段階で想定して作問しているはずです。私が大手学習塾で問題を作成する際はそのようにしていました(笑)。

 

 図形問題は時間を掛けければいつかは正解に辿り着けるとお伝えしたと思います。それは事実です。しかし、ここで頭を悩ませる問題があります。それが、試験時間という、各学校が設定している試験時間です。この試験時間が各中学で極めて絶妙な時間配分で受験生を苦しめて、図形問題の考える余裕を奪っています。これは限られた時間で能力を計る入学試験という性質から考えても仕方のないことです。これを、先程の『パズル』の話に置き換えると、制限時間内に『パズル』を完成させなさいと指示されているのと同義といえます。つまり、試験時間内に問題を解けることが合格の最短ルートになるわけです。何を当たり前のことを思われる方もいるかもしれませんが、戦略上では試験時間内に全て終わらせるということは極めて重要な要素になります。

 

 その上で、良く考えて欲しいことがあります。どの中学でも図形問題は必ず出題されます。出題しない中学は皆無と言っても良い位です。そしてその問題の中には、定理やテーマが必ず潜んでいるというのは先述の通りです。これらを素早く発見する訓練を積んでおけば、試験中に心の余裕が生まれ、緊張もほぐれ焦らず問題に取り組むことが出来るのではないでしょうか?つまり、図形問題の攻略の大前提は図形の定理やテーマの理解に他なりません。

 

 『パズル』と図形問題の大きな違いは図形問題を解くための定理(ピース)は目で見えるような『パズル』のピースとは異なり、既習事項という前提で出題されていることです。このピースに当たる部分の定理やテーマを理解していないでただ問題に取り組む受験生が多いのも事実です。

 

 そこで、本書では初めに図形問題を攻略するための武器(定理)を問題形式で最初にまとめています。その際に重要視していることが、

 何故、その定理が成立するのか?

という、根幹部分の理解になります。これは、他人に説明して納得させられる位のレベルまで持っていくべきです(勿論、一部の例外となるものも存在します)。保護者の方が聞き手になってみるのが一番早いのではないでしょうか?その上で問題を解いてみると、非常に効率良く答えに辿り着けることは実証されています。この『何故、そうなるのか?』という探求する部分は算数以外の他科目においても最重要項目であり、超難関校受験生は気付かないうちに自然と頭の中で行っていることです。

 

 私は大手進学塾講師や家庭教師などという形で毎年中学入試に携わっており、15年近くになります。講師としては当たり前のことなのですが、首都圏の主要な中学校に教え子を送り出して来ています。開成・灘・筑駒の3校合格者や、サンデーショック時の桜蔭・女子学院(フェリス女学院)・豊島岡女子学園の3校合格者などを輩出しております。もちろん、それ以外の学校以外でも確かな実績を残しております。その対策をする際には、各受験校の過去問は一通り解いた上で傾向を把握して指導に臨んでおり、傾向と対策は十分に把握していているという自負があります。関西の入試問題も難関校を中心に入試問題は大手進学塾在籍時に作問などの参考の為に一通り解いており現在進行形で解き進めております。ですから、関西圏在住の受験生の方も安心してこの本を読み進めていって下さい。日本全国の中学入試の図形問題に対応出来る力・解答力が付くように作成しております。

 

 また日頃より、『図形問題を短期間で上げるのに適した問題集はないですか?』との相談を受けることがあります。実はその明確な答えが見つからずにいました。それは、問題数が極端に多かったり、解説が不親切なものであったり様々な弱点を抱えていました。それならば、自分で作ればいいのではないか!というのが今回のこの本が世に産声を上げた経緯になります。

 

 本書を書く上で意識したことがあります。上記の弱点を無くした上で、既存の問題集の良い部分とは共存するという形式の問題集の完成を目指し作成をしました。そして、問題の解説をする際に、この本を読んでくれている受験生や保護者が実際に私の目の前に座っていると仮定し、喋ることやポイントになることは全て書き上げました。ですから本書は講義形式で進めております。また、必要に応じて別解などを掲載し、ワンパターンになりがちな解法に幅を持たせることにより、問題の奥深さを伝えるとともに臨機応変さも身に付けていけるようにしました。問題を解いてみて、正解していたら読み飛ばすのではなくて、解説を精読してみて下さい。勿論、別解が掲載されていたら是非そちらも読んでみて下さい。

 

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