インドのカーストは
10のグループに分けられており、
その1は神であり、
その2はスワミであり、
その3はグルであり、
その4は軍隊、
その5は政治家、
その6は警察、
その7は農業、
その8は工業、
その9は商業、
10は非人である。
このグループはお互いに独立しており、
生まれながらにして、
その人はいずれかのカーストに
所属することになる。
カーストの持つ意味は何なのか。
それは輪廻転生のことが理解されなければ
何のことかわかるまい。
このピンクの文字で書いた文は、
わたしの亡き師匠の言葉です。
ここ2回のブログでは、
カーストの貧困層について書いてきました。
師匠は、この10のグループのカーストについて、
さらにおしえてくれました。
それは、それぞれのグループの中でも、
ピンからキリまであるということ。
軍隊でも政治家でも、警察のグループもピンからキリがある。
農民のグループもピンからキリがある。
警察のなかのピンの中にある
上級層の家に生まれたら、、、
たとえば、州の警察官の家に生まれたら、
おじいさんも、お父さんも州の警察官で、
自分も生涯それを生きます。
州の警察官は、地方の警察官とは格が違います。
格が違う。それは、
甘えが許されないことでもあり、
甘えず、律して生きていく、
その環境に常に置かれるが故に、
それを阻む感情を一瞬一瞬、昇華していきます。
ひるんだら、ネガティブな感情に浸かったら、
インドのあの猛暑の環境では、
ネガティブな感情がカラダにマイナスに及ぼす影響は、
日本の温暖な気候よりも大きい。
故に、インドという過酷な環境が、
たましいの目的をやり遂げるサポートをします。
ピンからキリ。
ピンに課せられる課題と、
キリに課せられる課題は、違います。
キリは、地方の警察でも
村の交番の長というカーストであったり、
交番の警察官というカースト、
それぞれの役割があります。
その役割をとおし、
一生かけて学んでいくものがあります。
それは、たましい(シャクティ)が体験したいことでもあり、
乗り越えていきたいものでもあるのです。
師匠が言っていました。
警察のカーストを、
ピンからキリまでやり遂げるには、
30世代かかると。
それは、軍隊も同じ。政治家も同じ。
農業も、工業も、商業も、非人も。。。
軍隊なら、将軍から一等兵
すべてやり遂げたいなら、
30世代かけて、やり遂げて行く。
そんなたましいも、この世界にはいます。
どのカーストのグループに生まれ、
どのカーストの、どの段階に生まれるか、
それは、たましいが何を望んでいるか、
何をやり遂げたいかにより、
変わっていきます。
カーストに上下はないのです。
たましいが、望むゴールにいくための、
プロセスであり、
そのゴールでさえも、プロセスであり、、、
それは、たましい(シャクティ)は永遠だから。。。
あなたのたましい(シャクティ)は、
この1万年、数万年、
どんな旅をしてきたのでしょう。