コチラ
人生は振り子のよう。
誰しも、良いことと悪いことが交互に起こるものだと思っています。
そして、良いことのふり幅が大きい人ほど、悪い時には大きく落ち込んでしまう。
最近の有名人のニュースを見ていても、すごく大成功を収めていた人が
大きなスキャンダルに見舞われて転落してしまうことがあります。
人生山あり谷あり。
私は長年婚活が上手くいかなかったけど、
独身時代は仕事に趣味に、いろいろ充実していて楽しかったです。
フリーランスという不安定な生き方を長く続けることができたのは、
婚活でずっとしくじっていたから、そこでバランスがとれていた気がしました。
だから、長い長い婚活をようやく卒業して
遂に結婚出来た時に、幸せになるのがちょっと怖くなりました。
長年婚活をしくじらせてきたことで
人生のプラスとマイナスのバランスを取ってきた私が結婚したら
次はどんな災難に見舞われるのだろう、、、と。
結婚生活がこんなに幸せだと、いつか怖いことが起こるかもしれない
……そんな、嫌な予感がありました。
今年人生初の手術を受けて、
手術自体は成功したけど、舌神経麻痺という合併症にかかってしまい、
あぁ……これが恐れていたことだったのかと思いました。
でも、これもひとつの試練というか、
舌神経麻痺を発症したことで新しい気づきもあって、
人として成長したように思います。
「若い頃の苦労は買ってでもしろ」ということわざは、
若い頃にいろんな経験を積むことが人生の糧になるという意味なのだと思うけど、
若いうちに苦労をして、マイナスの貯金をしておくことで
その後の人生がプラスに転じるという意味にも通じる気がします。
ただ、私自身あまり苦労せずに楽して生きたいタイプの人間なので、
そういう場合はどうしたらいいかというと、振り子のふり幅を狭める生き方がいいのではないかと思うんです。
例えば、宝くじに当選したとか、金脈を掘り当てたとか
ビッグな幸運を手にするほど、負の反動がすごそう
投資の世界でも欲張りすぎると大きく損をするケースがあるから
何事もほどほどに、身の丈に合った生活を心がけたい。
何か嫌なことがあっても、それは人生における負の貯金であって、
いいことの起こる兆しなのだと捉えたいです。
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