知っている曲を弾くときの注意点 | 子どもからシニアまで♪厚木市すわピアノ教室

子どもからシニアまで♪厚木市すわピアノ教室

お子さまからシニアのかたまで、楽譜の読みかたや指の動かしかた、表現する意欲を、生徒さんがそれぞれのペースで身につけ、末永くピアノを楽しむことを目標とした教室です。

いま中学生くんは

進撃の巨人「暁の鎮魂歌」を

練習中♪


毎日忙しいようですが

頑張っています。



この曲を弾きたいと思ったきっかけは

もちろんアニメ。


アニメを観て知った曲で

楽譜を購入したのは、そのあとです。



今日は

中学生くんのように


楽譜から先に入ったのではなく

耳から先に入った曲を弾くときの

注意点


について

書かせていただこうと思います。


(うまくまとめられるかなぁ。自信がないぞ。)



中学生くんだけでは ないんですけれど、


すでに知っている曲を

練習しているときって、


楽譜を読みながら練習をしていても、


きっと  頭のなかで

覚えた音を歌いながら弾いています。


これは

べつにわるいことではありません。


ただ


耳から先に入った曲を練習するときって


音のほうに

意識がいってしまうせいか


中学生くんだけでなく

休符があいまいになる生徒さんが

多いです。


○のところ


生徒さんたちに

いつもお伝えしているんですが


一言でいうと


J-POPは  “リズムの音楽”


逆に

クラシックは  “メロディーの音楽”

です。


クラシックは楽譜のなかに


音楽記号である

リタルダンド(だんだん遅く)や

アッチェレランド(だんだん速く)が

登場することがあって


曲の途中で速さを変えることが

よくあります。



でも J-POPは

速度変化の指示はほとんど無い。


始まりから終わりまで

一定の速さです。




ここからは分かりやすく

「時間」という言葉を使って

書きますけれど


(これが適切かどうかは置いといて)


J-POPは速さが一定なので、


それぞれの小節の

時間の長さが同じ 。


それをずっと繰り返していく

わけなのです。


イチ、二、サン、シ


イチ、ニ、サン、シ


というふうに・・・。



だからこそ

私たちは

音譜ノリノリ音譜

弾いたり聴いたりできるんですね。



ところが休符の意識があいまいだと、


休符の前の音を

中途半端に伸ばしてしまったり、


休符そのものを

とばしてしまったり、


してしまいます。



それによって


それぞれの小節の時間の長さが


短くなったり長くなったり

してしまう・・・


つまり


小節の時間の長さが

同じではなくなり、


弾いている自分も

そばで聴いている人も


のれない



音は合ってるのに

なんか、ちがうなー

おかしいなー


って、なっちゃうんですもやもや



だから

J-POPを弾くときは


リズムが!

特に休符がとても大事!


休符は漢字で

「休」という漢字を使いますが


伸ばしていた音を切ること。

あえて音を出さないこと。


なので


けして

気を抜いてはいけない真顔


のです



休符もリズムのなかの大切な一部

なのですよ。



中学生くん

月2回レッスンに通っているのですが、


4月の1回目のレッスンで

この点に注意しながら練習をしたら


2回目のレッスンでは


とびっきり

ものすごく

上手になっていましたラブラブラブ



“のれる” ようになると

演奏に没頭できるし

楽しいよね。


譜読み制覇まであとひと踏ん張り。


一緒に頑張ろうね。


 

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