楽譜の中の小さい音符はどのように弾くのですか? | 子どもからシニアまで♪厚木市戸田すわピアノ教室

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お子さまからシニアのかたまで、楽譜の読みかたや指の動かしかた、表現する意欲を、生徒さんがそれぞれのペースで身につけ、末永くピアノを楽しむことを目標とした教室です。

少しまえのこと。


お家で

ピアノを練習しているお母さんから

生徒ちゃん経由で

ご質問をいただきました。



楽譜の中の小さい音符は

どのように弾くのですか?



お母さん、たぶん

J-POPを練習されていたのではないかと

思います。



昨日の記事の続きになりますけれど


J-POPにはこんなふうに


普通の大きさより

小さい音符で書かれたメロディーが

でてきます。


進撃の巨人「暁の鎮魂歌」の一部分



この場合

もうすこし先に進むと

必ずリピート記号(くりかえし)が

あるハズです。


小さく書かれた音符は

リピート後、つまり2回目

※リピートを2回する場合は 3回目になることもある


に演奏する際、

弾くメロディーです。



普通の大きさで書かれた音符は

もちろん1回目に演奏するメロディー。


リピート後のメロディー(小さい音符)は

1回目のメロディーの

変奏になります。


変奏とはメロディーの “変身” のことです!



J-POPの楽譜には

たいてい歌詞も書いてありますね。


よく見てみると


1回目のメロディーは

1番の歌詞と同じリズム。


2回目のメロディーは

2番の歌詞と同じリズムになっている

ハズです ニコニコ



J-POPではこんなふうに

1コーラス目と2コーラス目を


リピート記号と音符のタマの大小を用いて

書くことが多いのですが。




ちなみにクラシックは


このような書かれかたはしません。


こちらは中学生ちゃんが

いま練習中の

ソナチネアルバム10番2楽章

なんですが


1回目


2回目

使われている音は同じ。
でも、形が変わっていますね。
変奏しています。


クラシックの場合は

リピート記号は用いず
2回目も
正式な?音符?で書かれます ニコニコ



お母さんたち
何かご質問などありましたら
お子さん経由でご質問くださいね。

お待ちしています ニコニコ