北の快適工房 二十年ほいっぷ 解析 | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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北の快適工房 二十年ほいっぷ 解析





    洗浄力:★★★★★
    脱脂力:★★★★★
   低刺激性:★★★☆☆
    保湿力:★★☆☆☆  
  さっぱり感:★★★★★  
   しっとり感:★★☆☆☆ 
    泡立ち:★★★★★
敏感肌適性:★★★☆☆  

    価格適正:★★★☆☆  (\1886:120g) 

  総合評価:★★☆☆☆
 

 


ミリスチン酸・パルミチン酸・ステアリン酸・グリセリン・水酸化カリウム

ということはベーシックなカリ石鹸ということになりますね。


アルカリ性の洗浄剤で洗浄力・脱脂力がとても高いです。

なので洗浄機能的には石けんのそれを出ることはあまりないと思います。



ただこの洗顔石鹸ですがちょっと色々と入れすぎているように思います。



まず洗顔石鹸は眼や鼻など粘膜に近い部位に用いるものですから、


ローズ水やホエイや白樺樹液、ヒトオリゴペプチドや様々なエキス類など

アレルギーの懸念のある成分を配合するのはよろしくありません。


保湿作用という意味ではペプチドやエキスには一定の効果が見込めますが、

石けん×アレルゲンは長期使用でアレルギーを誘発するリスクが有ります。


よってこういう配合は洗顔石鹸としては暗黙のタブーだと言えます。


(詳細は茶のしずく石けんについての記事をご覧ください。)


保湿成分が入っているといえど、

洗剤が石けんである以上

しっとりした洗いあがりを求めるのは無理があると思います。



その他プラセンタエキスやリン酸アスコルビルMgなど、


美白作用のある成分も含まれています。


化粧品としては美白効果に優れる側面がありそうです。




今後問題が起こる可能性も否めない製品ですね(^_^;)


まぁあくまで可能性の話なので、

「そういう懸念もありますよ」

ということだけ頭の片隅においておいていただければな

と思います。



二十年ほいっぷ

成分:水、ミリスチン酸、グリセリン、パルミチン酸、PEG-150、水酸化K、ステアリン酸、ココイルグルタミン酸TEA、ローズ水、ラウラミドDEA、ホエイ、スキムミルク、グルコシルセラミド、シラカンバ樹液、プラセンタエキス、フランスカイガンショウ樹皮エキス、ヒトオリゴトウペプチド-1、セイヨウキズタエキス、セイヨウナツユキソウ花エキス、クレマティスエキス、ヒバマタエキス、スギナエキス、ユビキノン、リン酸アスコルビルMg、タウリン、リシンHCI、グルタミン酸、グリシン、ロイシン、ヒスチジンHCI、セリン、バリン、アスパラギン酸Na、トレオニン、アラニン、イソロイシン、アラントイン、フェニルアラニン、アルギニン、プロリン、チロシン、イノシン酸2Na、グアニル酸2Na、ビターオレンジ果皮油、デキストリン、ココイルサルコシンNa、ステアリン酸グリセリル、BG、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カプリリルグリコール

1886円120g

謳い文句洗うだけでくすみオフの女優ライト肌に導く、洗顔セッケン。皮脂膜のくすみを取るセッケンと、角質層のくすみを生まないセッケンを掛け合わせた直火釜練り製法。敏感肌にも使えるパラベン(防腐剤)フリーアルコールフリー保存料不使用。




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