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化粧品やシャントリを購入する際に
「レビュー」
ってとても参考になりますね。
自分が使用する前に
他人が使った感触を知っておくというのはとても大切なことです。
普通に考えてレビューが全部★☆☆☆☆とかの商品は買いませんし、
逆に沢山の人から★★★★★評価を受けている商品は買ってみたくもなりますね。
もちろん昨今ではサクラやクチコミ代行などの
「ステルスマーケティング」
がかなり混ざっているので
レビューの選別にも相当気を使う必要がありますが…
→クチコミはあてにならない？ クチコミは「ステマ」に支配されている！
しかしカスタマーレビューの問題点は
何もステマだけではないと思います。
僕が最近すごく気になるのは
レビューをする人たちの「評価基準」がバラバラだということです。
これは単にどんなポイントを優先しているか、
というだけの話ではありません。
例えば
レストランのレビューをするうえで
「料理のおいしさ」
というのはとても重要なポイントですね。
料理がうまいまずいということについては
多少の好き嫌いはあるにしろ
ほとんどの人（一般人でも）がある程度が判断できることだと思います。
そもそも料理というものは
僕たちは毎日常にいろんなものを食べているので、
評価する上でも一般人でもある程度の基準が出来ているものです。
なので案外料理のうまいまずいのレビューは外れないものです。
しかし料理評論家やグルメ評論家などの
「専門家」と言える人たちが同じレビューをすると、
一般人が付けた★★★★★や★★★★☆の料理が
一変して★★☆☆☆や★☆☆☆☆に変貌することがあります。
それは当然のことで、
評論家クラスの人たちは
料理の美味しさの「最上級」を知っているから、
ちょっと美味しい程度の料理でも相対的に見たら
評点が一気に低迷してしまうということです。
化粧品に関してもこれは全く同じです。
例えばシャンプーに関して言えば、
市販のシャンプーしか使ったことが無い人と、
サロン専売品しか使わない人とでは、
シャンプーの使用感の評価基準が全然違います。
そしてサロン専売品にしても
「最上級」と言えるレベルのものを使ったことがある人と、
そうでない人も評価基準が全然違うんです。
その人にとっての「★★★★★」は、
それまで使ったことがある化粧品の中での一番です。
カスタマーレビューでは市販のシャンプーでも
普通に★★★★★がついていますが、
この評価には大きな「穴」があると言えるように思います。
僕が解析しても★★☆☆☆とかの商品が
Amazonでは★★★★☆以上の評価を受けていることはザラです。
しかし僕はそもそも化粧品に関しては
様々な「最上級」を使ったことがある身ですから、
こういう結果になってしまうということですね…。
だからレビューというのはあくまで参考にしかならないということです。
あと一つ思うのは、
安いシャンプーにつく「★★★★★」と、
高いシャンプーにつく「★★★★★」とは意味が全然違うと思います。
安いシャンプーを使う人は
基本的にシャンプーや化粧品にはほとんどお金をかけたくないという人なので、
根本的に「値段が安い」ということが勘定に入っています。
しかし
高いシャンプーを買う人は本当に使用感のみを求めているような人ばかりなので、
使用感に関してだけの評価がかなり厳し目ですよね。
なので
お値段が安い化粧品の★★★★★と、
お値段が高い化粧品の★★★★★は
いろんな意味で「次元が違う」ということになります。
安いけどAmazonレビューが★★★★★だからと
普段から結構な高級品を使っている人がそっちに乗り換えてみると、
結果は全然微妙だった。。
というのはよくある話です。
化粧品の評価基準は人によって全くバラバラですから、
そのアイテムの値段やそれを使っている人たちの
「価値観」
をしっかり把握して
レビューを眺める能力が求められている気がします。
まぁ
本当の１００点を付けるのには
そもそもから１００点を知っている必要があるということですね。
さて世の中にどのくらいの人が、
「化粧品の１００点」
を知っているのでしょう・・・。
想像に難くないような気もしますね。
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