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ケアテクトについて
<ケアテクトシリーズシャンプー解析>
レギュラー リペア スキャルプ OGAC OGVC
良いシャンプーと呼ばれるものは沢山沢山ありますが、
かずのすけはあれこれ多くのものをお勧めしません。
化学というものには真理があり、
「正解」があります。
シャンプー含め化粧品にも、極論を言えば正解があるのです。
現在化粧品類の多くは本当にたくさんの種類が開発、販売され、
消費者はその多くの化粧品から自分に合ったものを探す必要があります。
医療という世界では、
Aの症例にはA´の薬を使う、、
ということがガイドライン化されていますね。
それは、
医療ではどのような症状に対してどのような対処をすれば最も効果的か
多くの研究によって解明されているからです。
しかし化粧品、つまり美容の世界ともなると、
それが一転「人それぞれ」で話が片付けられてしまいますね。
これは実はウソです。
美容も人それぞれでは無くて究極の正解があります。
ただ美容と言う世界はいつでも貧乏で、
お金をかけて研究されていないから、
その究極の正解がいつでもぼかされてしまっているのです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20131112/17/rik01194/c6/ea/j/t02200171_0630049112747136990.jpg?caw=800)
しかしこのケアテクトは、まさにその究極の正解の一つだと僕は思います。
カラーとパーマを長引かせる、
低刺激性と十分な洗浄力、
髪本来の美しさを引き立たせる、
高い抗酸化性とダメージケア力。
これらの性能はその価格を考慮すれば、
現存するどのシャンプーにも負けないでしょう。
しかしケアテクトに含まれるいくつかの成分には、
実は思わぬ難点が潜んでいます。
今日はその難点も含めて皆様に、
ケアテクトレギュラー使用歴4年あまりのかずのすけが、
ケアテクトの正しい使い方と注意点をお伝えします。
僕の勧めでケアテクトシャントリをお試しになられている皆様、
今日の記事は是非お見逃しの無いように!
◎ケアテクトシャンプーの洗浄力
ケアテクトシャンプーの洗浄力…
無いようで有る!というのがその実情です。
実際には結構あります。
アロマキフィやミレアムなんかと比較すれば、
かなりさっぱりめの洗浄力だと思います。
しかし、
ワックスやオイルを常に付けますよという髪の毛は少々荷が重いですね。
こういう人はかならずプレシャンプーを行ってください。
ワックスを付けない、
基本的に私はすっぴんヘアーだ!という人は、
ケアテクトシャンプーなら一回シャンプーでも十分かもしれません。
◎軋まないがぬるつかない
ノンシリコンですが、洗い上がりにギシギシになることはないです。
しかしあからさまにさらさらの仕上がりにはなりません。
髪をこすればキュッキュッという毛髪本来の摩擦が生じるはずです。
乾かせばさらさらです。
下手にしっとりしすぎることも、乾燥してしまうこともありません。
この状態で妙に傷んで見える場合、
それは髪本来の姿が見えているだけです。
しかしケアテクトは痛みすらも徐々に補修して行ってくれます。
(元通りにはもどりません!)
◎ケアテクトトリートメントは浸透まで5分から10分時間を
ケアテクトトリートメントは浸透までに時間が必要です。
ダメージが大きい髪の場合浸透が早く、
ダメージが少ない程浸透が遅い気がします。
長くて10分、短くて3分は時間がかかります。
トリートメントを付けてすぐ流すようなことはしないでください。
しかし何を目安に浸透の時間を測ればいいか…
それは、触れば分かります。
ケアテクトが浸透したら明らかに髪の質感が塗布直後とは変わります。
是非体験してみてください。
◎カラー・パーマを長引かせる
ヘマチンの作用でカラー、パーマが長引きます!
残留アルカリを迅速に除去します。
◎カラー・パーマをかかりにくくする。
ここは注意です。
ケアテクトを使用した後にカラーやパーマを行うと、
そのかかりが明らかに弱くなります。
実はヘマチンはアルカリや還元剤を失活させてしまう効果がある為、
カラーやパーマの一剤の効果を弱めてしまうのです。
ヘマチンの希薄液は残留アルカリの除去や未酸化還元剤の後処理に使用される程なので、
それが予め毛髪に残留していれば、
その効果が弱まるのは当然です。
なので、カラーやパーマの直前3日程度はケアテクトの使用は避けましょう。
カラーやパーマの直後は、
是非積極的に使いましょう!
◎ダメージ度合いではごわつくことがある
特にトリートメントにはヘマチンとケラチンが含まれているので、
ダメージが大きいと内部を架橋していくため
それまで無かった結合が毛髪内部に作られて
ごわついて感じることがあります。
毛髪の耐久性が上がる代わりに質感が低下するということです。
ダメージが少なければ内部の架橋は起こらないので
質感の低下は起こりにくいです。
自分の髪の一種のダメージ度として考えても良いかもしれません。
◎劣化が早い
ケアテクトの最も重大な難点はこれです。
吸湿性が高いことと
防腐剤の配合が最低限であること
殺菌性の高い界面活性剤が含まれていないこと
などなどにより、ケアテクトは劣化が非常に早いです。
まず普通にお風呂場のような湿気の多い場所に置いておくと
どんどん水分を吸収してシャバシャバになります。
これはシャンプーもトリートメントも同じです。
これを避けるにはできるだけお風呂以外の時はお風呂場の外に出しておいて、
お風呂の時にだけ中に持ってはいるなどの工夫が必要です。
シャバシャバになっても特に性能が落ちることはないですが、
濃度が下がっているのでシャンプーの場合
泡立ちが悪くなったように感じるかもしれません。
トリートメントは指ですくうタイプのボトルなのに、
指ですくえなくなることがあります(困ります)
またカチオン界面活性剤が配合されているトリートメントはまだマシですが、
シャンプーは腐敗も早いです。
これは匂いが変わるので明らかです。
元々はちょっと草(ハーブ?)っぽい匂いのシャンプーですが、
腐敗すると明らかな腐臭がします…(ーー;)
ただこの臭いの変化は普通に手に出した時には
微妙過ぎてわからないかもしれません。
キャップを開けて直接臭いを嗅いでみると、
腐っていればすぐにわかります(苦笑)
そうなってしまうと皮膚にも髪にもいい影響はないので、
すぐに捨ててください…。
この理由から、
シャンプーは700mlと1200mlの大容量詰替版が販売されていますが、
一人で使う場合にこれらの大容量版を購入するのは
オススメできません。
ご家族の使用の場合やサロンで導入される場合には問題ありませんが、
一人で使用するとなると、
1200も使う前に腐敗して半分以上捨てる…なんてこともありえます。
冬場なら700mlならひとりでも使用可能とは思いますが、
1200はかなり厳しいでしょう。
もしすでに購入されている方がいれば、
リフィル版は冷蔵庫で保存してください。
冷蔵庫保存なら詰替用のシャンプーの劣化も最大限防げるでしょう。
夏場はお一人の場合は300mlの小サイズで小出しに購入するのが賢いです。
300mlですら劣化させずに使い切るのは危ういかもしれませんが(^_^;)
とにかく、劣化しやすいシャンプーであるということは必ず肝に銘じてください。
腐敗したシャンプーを使えば皮膚にどのようなリスクがあるか未知数です。
腐ったな、と思ったらとりあえず捨ててくださいね!
あと、劣化の順番はまず必ず「シャバシャバ化」が起こってから腐敗します。
これは恐らく洗剤濃度が一定以上あれば腐りにくいということなのでしょうね。
なので、
長持ちさせたければとりあえず水気の無い場所で日頃保存すべきです。
◎ケアテクトと相性の良いコンディショナー/アウトバス
ケアテクトでゴワつく現象は、
以下のような「軟化効果」を持つコンディショナーで相殺可能です。
デミ サプリケアイズムコントロールsd
デミ コンポジオCMCリペアトリートメント
アウトバスは、ケアテクトの洗浄力で落とせるように
できる限りノンシリコンでかつ強力ば防御皮膜を張れるタイプが良いでしょう。
ナプラ CPモイスト
が絶対的にオススメです。
低ダメージならシャンプー×CPモイストで十分サラサラになります。
◎紫外線吸収剤入ってますけど…
全く心配する必要がありません。
分量がまず極少量であることと、
そもそも紫外線吸収剤はそこまで忌避すべきものではありません。
詳しくは
→紫外線吸収剤と発がん性
さて今回紹介した製品は
↓のページでまとめていますので良ければお試しください。
かずのすけのオススメまとめ
ケアテクトは少し玄人向けの難しい製品ですが、
内容を正しく理解して使用すれば必ず美髪と健やかな地肌を作る手助けとなります。
既にお試しの方もまだお試しになられていない方も、
今回のケアテクトの正しい使い方を参考にしてみてください。
もしうまく使いこなせていなかったという方は、
意外な盲点があったのかもしれませんよ!
それでは今日はこのあたりで!
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