こんにちは、Yukoです。
前回の投稿の続きです。
誰も分かってくれない、
で心の中で拗ねるワタシ。
親にもね、大人になってから、この思いを伝えたことがありました。
全く伝わらなかったことがよく分かりました。
それどころか、なぜかその時は
「親を許せない。謝ってほしい」
とばかり思っていました。
震災直後、この気持ちが爆発し、親に当たったことがありました。
しかし、親は全く見当がつかず、それどころか逆ギレされ、私が謝らないと「実家に入れないぞ」くらいの雰囲気にまでなりました。
また、ある時は、両親が気まずくなるとその場の雰囲気が悪くならないように、機嫌を取ろうとしていたんです。
きっと両親は私がそのように気を遣っていたことすら気づいてない💦
長女ゆえの悲しい性…
しかし、今は
親との関係に一線を引く
ことができるようになりました。
親の抱えている問題(行き着くところ、内的な問題)は私が踏み込む必要がない。
私とは関係のない事柄なのだと。
私が躍起になって、親の問題を解決しようとしなくていい。
在米生活で知った概念としては「境界線」というのですが、別の機会に譲ります。
明確になったのはつい1ヶ月前
親の問題は本人の問題だから、立ち入らなくてよい
心の声が聞こえて来たこと。
今では、親がおかしいと思えば、はっきり言えるようになったし、遠慮はしなくなりました。
それは、
親の特性を理解できたから。
アメリカに住んだことで、
✿自分自身と向き合える時間がたっぷりあったこと
✿日本語教会のマムズスマイル(母親の学び会)で、テキストや牧師先生ご夫妻や他の母親とのシェアリングを通して、親子関係について考え直す機会があったこと
✿私が社会福祉を専攻して、社会福祉士と保育士の実務経験を積んだことで、福祉従事者としての「勘」を養えたのも大きかった。
そこに気づくまでは、本当に
「なんでうちは、こんな家族なんだ?」
と恨んでいました。
また、血の関係に依らない、心の「両親」との出会いと交流も大きかったです。
実の親には理解しがたい部分も、血の繋がりを超えて、そのままの私を受け入れてくれた「両親」に安らぎを覚えました。
実の親は、むしろ信頼を置いてくれるようになったし、親に対しての許容量がかなり広くなりました。
すべて起きていることは天からのギフトと心から思えるようになったのです。
まさに私のパーソナルクレドに書いてある通りです。
誰も分かってくれない
あの頃の私ではない
すぐに氷が溶けた訳ではなく、かなり長い年月がかかりましたが、今ではすべて必要な人生のレッスンでした。
在米生活は、私の心を豊かにしてくれました。
Yuko