プエルトリコ旅行(6)ルキージョ・ビーチ | Que sais-je? ク・セ・ジュ――われ何を知る

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エルサルバドルに単身赴任中。
気候が良く日本より健康的な生活を送っています。
ドライブ旅行をぼちぼちしていますが、
この国で最も注意すべきは交通事故。
今や治安以上に大きなリスクです。

なおヘッダーは2020年に新潟県長岡市にて撮影。

ウォータースライドで眼鏡を壊した私は、バスに戻って早速、車中に置いておいた荷物に入っている控えの眼鏡をかけたので、実際上、不便な事はありませんでした。

ツアーの後半は、特に行きたいとも思っていなかったけれども日程に組み込まれていたルキージョ・ビーチ (Luquillo Beach, Playa de Luquillo)。行きに寄ったフルーツ屋のある町のビーチですが、フルーツ屋からは3キロ弱離れています。

 

 

このように道路に面して沢山のレストラン――「キオスコ (kiosko)」と呼ばれています――が軒を連ねています。 40~50軒はあります。この並びの前で解散、2時間後に集合です。

 

 

まずはせっかくなので、並びを通り抜けてすぐその裏に伸びているビーチに出てみます。深く青い空に照り付ける日差し、濃いマリンブルーの海。沢山の人で賑わっています。

 

 

アクティビティも盛ん。水上バイクがたくさん走っています。

 

 

背の高い椰子の木が並んでいて、カリブの島にやって来たことを実感します(ただしこのビーチはカリブ海にではなく大西洋に面しています)。

 

 

ワライカモメ (Laughing Gull) が飛んでいます。やはり名前は鳴き声が由来だそうです。北米から南米北部にかけて広く分布しますが、eBird によると、ヨーロッパでも少数ながら報告されています。時期によって色が様々に変わりますが、これは同サイトによると、繁殖期の成鳥のようです。

海水浴用のパンツを履いていますので水に浸かることもできますが、この賑わいの中で一人で海水浴をしているのも虚しいですし、サンオイルも日焼け止めも付けていませんので、すぐにいいように焼けるでしょう。今回はビーチを目的に旅行しているわけではなく、上に書いたように、たまたまツアーに組み込まれていただけなので、私は目ぼしいレストランを探して、そこでひたすら飲んでいることにしました。

 

 

並びを往復して全ての店を一通り見た上で入ることにしたのは、キオスク・ナンバー42のセビーチェ・ハット (Ceviche Hut)。やはり、セビーチェが軽くて健康にはよろしい。「ペルー料理」と看板に書かれています。

 

 

ということで、ミックス・セビーチェ (Ceviche Mixto) の小サイズを食べることにします。店内でも持ち帰り用のプラスチック容器に入って出て来るあたり、ファーストフードっぽくって安そうに見えてしまいますが、これで何と21ドル(約3,200円)。観光地だから仕方がないとはいえ、今まで再三書いているように、やはり高い。

上には紫タマネギのスライスが載っており、コーン、カボチャ、レタスの欠片(かけら)が添えられています。サルサを付けて食べましたが、結構辛かったです。

飲み物はモヒート (Mojito)。これもプラスチックコップに入っていて安っぽく見えますが、10ドル(約1,500円)。ベースはプエルトリコのラム酒であるドンQ (Don Q) のクリスタル (Cristal)。甘いです。これを2杯飲み、更にチップ18%(高っ!)、税込みで、お勘定の合計が50.92ドル。「ちょっとセビーチェをつまみながら、ちょっとカクテルを」のつもりだったのですが、高い高い。

YouTube のストリーミングで、ベテランアーティストたちのサルサが流れていました。私の好きなティート・ニエベス (Tito Nieves) も。

では、お時間になりました。最後の人は数分遅刻して集合場所に来たので、バスは彼らを待って出発。サンフアンには午後5時頃着きました。

この日の晩は、前の記事に書いたように、宿のすぐ近くのエル・タップに再び行ってクラフトビールを飲んだのでした。

次回の記事からは、プエルトリコでの実質最終日、3月31日に回ったサンフアン旧市街をご紹介します。