8~11月に撮った幾つかの写真 | Que sais-je? ク・セ・ジュ――われ何を知る

Que sais-je? ク・セ・ジュ――われ何を知る

エルサルバドルに単身赴任中。
気候がいいので日本よりよほど健康的な生活を送っています。
ドライブ旅行をぼちぼちしていますが、
この国で最も注意しなければならないのは交通事故。
今や治安以上に大きなリスクです。

なおヘッダーは2020年に新潟県長岡市にて撮影。

2023年の8月から11月に撮った写真の中で、1本の記事にするには内容的に物足りないかなと思ったものを、ここにまとめて一挙に掲載します。

 

 

8月。ラパス県のある学校の校舎にこのような壁画が。書いてある言葉は、「夢のために奮闘することを止めた人間は、将来の一部を諦めている」。牧歌的な絵とは対照的な、厳しい激励の文言です。

 

 

9月。一緒に仕事をしていたエルサルバドル人の一人が日本に留学に行くということで、その送別会を兼ねて、日ごろのエルサルバドル人たちへの感謝の意を込めて昼食会を催しました。もちろん、私たち2人の日本人の奢(おご)りです。

場所はホテル・インターコンチネンタル・サンサルバドル (InterContinental San Salvador) に入っているピカソ (Picasso) というイタリアン・レストラン。

 

 

私は、ムール貝やエビの入ったシーフード・スパゲッティを食べましたが、メニューの名前と値段は記録していなかったので忘れてしまいました。

 

 

同じく9月。チャラテナンゴ県のある学校の門を入った所に生えていた、モーロ (morro) という名の木。国によってはヒカロ (jícaro) と呼ばれているそうです。

 

 

この、枝からボコンと飛び出している真ん丸の実が特徴的です。

同行したエルサルバドル人に聞いたところでは「食べられない」とのことでしたが、ウィキペディア(英語版)には「種子は食用で高タンパク、甘草のような甘みがある」と書いてあります。

 

 

その日は学校近くの、その名もチャイナ・フード (China Food) という中華料理屋で昼食を食べました。

 

 

幾つものトレーに乗っている食べ物の中から選んで注文する方式で、私が選んだのは焼きそば (chow mein) と、ブロッコリーやカリフラワーなどの入った鶏肉野菜あんかけ (pollo con vegetales)。それに奥の揚げワンタン (wantan frito) と、現地では「フランスパン (pan francés)」と呼ばれる普通のパンが付いてきました。コーラを付けて、4.45ドル(約670円)。「意外と」と言ったら失礼ですが、こんな地方の町にある中華料理屋にしては意外と美味しかったです。

 

 

10月。カバーニャス県の学校で、色とりどりのブーゲンビリアが見事に咲いており(しかし赤や白で目立つ部分は花ではなく葉です)、青空に映(は)えていました。

 

 

11月。サンビセンテの、ある学校のある教室には大きな壁紙が貼ってあり、この国を象徴する様々なものが紹介されていました。その中の一つに、8月に行ったスチトトのロス・テルシオス滝 (Cascada Los Tercios) がありました。しかし、私が行った時には、この写真のように水は勢いよく落ちておらず、ほんのチョロチョロ程度でした。こういう状態の滝が見たかったんですけどね。

 

 

この日の昼食には、日本人同僚のN君と、この町にある私のお気に入りのイタリアン・レストラン、ミケランジェロ (Michelangelo) に一年振りに行ってみました。

 

 

彼が厨房を覗(のぞ)きに行くので、私も一緒に見てみました。注文の品、マッシュルームと野菜のピザ (pizza hongos y vegetales) とハムのピザ (pizza jamón) を半々にしてもらったものです。ハムのピザにも野菜が乗っかっていますね。

これで6ドル(約900円)。この店は本当に安いです。首都なら、この倍以上の値段はするでしょう。

 

 

足元にはバジルが植木鉢に入って育てられていました。

 

 

これが焼き上がり。味は相変わらず最高。

 

 

こちらはN君がテイクアウトしたマルゲリータ (pizza margherita)。やはり6ドル。

 

 

同じく11月。サンタテクラの学校のパティオ(ロの字型の建物に囲まれたスペース)には、このような一種のケンケンパがありました。一般にはホップスコッチと呼ばれているそうです。

 

 

アルファベットのポップスコッチに、このように「エニェ (Ñ)」の文字のあるあたり、やはりスペイン語圏です。

 

 

同じ日に、隣町のアンティグオ・クスカトランに行き、そこの学校で行われている教員活動の会場でこんな飲み物が振舞われていました。ポレアーダ (poleada) だと教えてもらいました。シナモン入りで、ミルクとコーンが美味しいです。ただし、かなり砂糖が入っていて甘いです。

ミルク (leche) が入っていることから、レチェ・ポレアーダ (leche poleada) とも呼ばれているそうです。

 

 

そのポレアーダを振舞っておられた方々に、ウェブサイトにお顔を載せる許可を取りましたので、モザイク加工をかけずに載せますね。

何十人も参加する活動ですので、こんな大きな器で用意しているのですよ。

 

 

最後は会場である講堂の窓。ガラスがなく、このような装飾的な鉄格子がはめられていました。

こんなあたりも、異国情緒を感じさせますよね。