親愛なる先生へ

昨日のお手紙に引き続き、「親の言ってた『極楽とんぼ』は、『つもりごっこ』のことだったのか? 」について、考えてみます。

そもそも、どういう意味で言葉を発しているのかなんて、それを言った本人に問いただしてみないことには、正確になんてわかりっこないんですけどね。
それを承知で考えてしまうわけですが、それを言ってた当時、親にはこちらがどういうことを思っているところだったかなんて、わかるはずなかったんですよ(親は「いや、わかってた」と言い張るかもしれませんが)。

で、さらに推測を重ねてしまいますが……。
もしかすると親は、こちらが「つもりごっこ」をしているときでも、ただ「ボーッとしている」だけだと捉えていたのかもしれない。
「ボーッとしてしまう」ことについては、以前2月10日のお手紙で言及しましたよね。「ボーッとしてしまう」ことが自分を守ってくれてた可能性がある、と。
同様に、「つもりごっこ」だって、わたしにとっては、大切な護身術だったかもしれないんです。
それなのに親は、それらをむざむざと取り上げようとしてた、ってことなんですよね!?
そりゃ、親の立場にしてみれば、子がちゃんと話を聴いてるのかいないのか謎ってのは、じつに困った事態であるのは想像に難くないんですけど……。

ではでは。

あなたの一番弟子(でありたい) elaineより

親愛なる先生へ

昨日のお手紙を書いていて気づいた、矛盾点。
「生育歴からすると、『極楽とんぼ』からは程遠かったはずだというのに、頻繁に『極楽とんぼ』と言われていた」ということ。

どういうことなのか、考えているうちに、思いつきました。
もしかして、親が言ってた『極楽とんぼ』というのは、例えば5月11日のお手紙にでてきた「つもりごっこ」をしているときのことを指していたのではないか? と。

まあ、こういうのは、ほんとただの思いつきレベルなもんだから、信憑性には乏しいんですけどね。
だけど、この説をあてはめると、けっこう合点がいく感じだったりするんです。
例えば、3月21日のお手紙に書いたような、「心のなかでの“想像”に過ぎないのに、ビクビクしちゃう」といった現象について、とか……。

次回以降、このことについて、もっと掘り下げていこうと思います。

あなたの一番弟子(でありたい) elaineより

親愛なる先生へ

昨日のお手紙に書いたとおりなら、自分はそうとう複雑な心理状態の中で育ってきた、ってことになるのだから、そのことを考慮せずして「何も考えずノホホンと」ポジティブに(快活にたのしげに)なるだなんて、如何に暴挙か、ってもんですよね。

……いや、でも、ちょっと待てよ。
5月17日のお手紙によると、わたしったら、親にしきりと「極楽とんぼ」って言葉を言われてたんじゃないですか! 
それって、思いっきり矛盾してるんじゃ……!? 

これはちょっと、ゆるがせにできない問題なので、例によって少し時間をとって、解明してみることにしますね。

あなたの一番弟子(でありたい) elaineより

親愛なる先生へ

昨日のお手紙に書いたようなことですが、もしかすると、問題はもっと複雑だったかもしれないです。

というのはですね。
昨日のお手紙には「『言いつけに従』うより他ないんです」と書きましたが、その訳は、ただ単にメッチャ強制されたから、ってだけじゃ、なかったのかもしれない。
つまり、「困ったことをされる側の心境が痛感できてしまうから」なのかもしれない……てことに、思い至ったんです。

それってどういうことなのか? 
昨日のお手紙で再掲した例でいうと、妹たちからおもちゃを横取りされて困った。
それと同じように、親もきっと、自分が言うことを聞かないと困るんじゃないか? と思えてしまうんだ、と。

こうなるともう、すっかり板挟み状態、なんですよね……。
で、一方ではこのようにアレコレ悩ましいってのに、他方では、何も考えずノホホンと、ただ自分のニーズ(欲求)を満たすだけの妹たちがいる。
知的レベルの差は、歴然ってもんですよね。

こんなわけもあって、“不機嫌”な側が、より「うわ手」って認識が生まれたといえるのかも? な~んて。

ではでは。

あなたの一番弟子(でありたい) elaineより

親愛なる先生へ

 

昨日のお手紙に出てきた、「不機嫌なのは、『自分はこんなにも我慢して頑張ってるんだ』ってことを示す、ポーズなんじゃないか」って、いったいどういうことなのか、について。
一応、現時点まででわかる範囲で、説明しますね。

わかりやすいように、何か例を使いたいので、今までのお手紙で何度も引き合いに出した、「2月4日のお手紙の例」を取り上げてみます。
ちょっと時間が経っているので、再掲しますね。 

 

小さい頃のわたしが、家でおもちゃか何かで遊んでいたとします。
すると、たいてい妹たちに横取りされるんです。
普通に考えたら、そこでわたしは「返して」というようなことを言っちゃいますよね。で、けんかになる。
すると、いっつも親からこう言われるんですよ。「お姉さんなんだから、我慢して、おもちゃを使わせてあげなさい。」

でも、先にそれを使っていたのはこっちなのに。今まさに遊びが面白いところだったってのに! などと異議申し立てをしたってどうにもならず、その言いつけに従わないかぎり、どうしたってこちらが怒られる……。

 

このあと、わたしとしては、「言いつけに従」うより他ないんです。ほんとはイヤでイヤでたまらないのに。

だから、言いつけに従いつつも、「不機嫌」になるんです。そうすることによって、「今自分は、すごーく我慢してて、すごーく頑張ってるところなんだ」ということを、アピールするんですね。

そうでもしなかったら大変です。だって、もし逆に、言いつけに従いながらも上機嫌だったなら、親は調子に乗ってくるかもしれないじゃないですか。『ああ、こんなにご機嫌ってことは、まだまだもっと我慢できるってことだな。』みたいに。


……えー、現時点では、ここまでが限度、かも!? 

続きは、また次回以降にしますね。


あなたの一番弟子(でありたい) elaineより