詳しく検査したわけではないし、人との関わりも苦手じゃないし、ざわざわした場所や大きい物音なども苦手じゃないし、地震、雷、消防車のサイレン、何においても全く動じない息子
動じるのは病院の先生と器械類だけ。。。
療育の先生からは発達障害かどうかはまだ分からないとは言われているのですが、なんせこだわりが強すぎる
とにかくドアや窓が大好きです
どこが面白いのか私には全く分からないけど、どこに行こうとドアに張り付き、窓も開けたり閉めたり離れません
電車や車も大好きで、やっぱり男の子なんだなぁと思っていましたが、最近になってなぜ好きかというと窓やドアがあるからというのが分かってきました
だけど、そういうのが好きな方も多いようで、エレベーターやお店や電車のドアの開閉動画をyoutubeにアップしている方も多いようです
マニアといえばそれまでなんですが、電車マニアやアニメマニアなどのもっと分かりやすいマニアが良かった。。。
だけど、旦那にそれを言うと、両親共に虫系が苦手なので「虫マニアにならなくて良かったんじゃない」と。。。
まぁ、それもそうか
そして、言葉の出が遅い事も発達障害を疑う原因の一つでもあります
検査したらはっきりするんだろうけど、療育の先生方は検査に対して消極的
生まれた時の大変だった状況から、脳に障害が残ってもおかしくないはずなのに、ここまで順調に成長している事の方が主治医たちには驚かれているので、まぁ、発達の遅れがあるのはある意味当然の事なんだろうけど。。。
そんな息子にはやはり集団の場面やお勉強するにあたって、いくつかの配慮が必要です
普通の人なら、必要な情報(雑踏の中の友達の声や先生のお話など)をピックアップして聞き取る事が出来るのですが、こういった子達は周囲の刺激が全て同じ大きさで入ってくるので、本当に大変な感覚なんだろうなと思います
息子の場合は聴覚や触覚ではなく、視覚的な感覚が過敏なんじゃないかと思います
目に見えるあらゆる物が気になってやらなければならない事に取り組めない。。。
目に見えるあらゆる物が気になって先生や他の人の話が聞けない。。。
集中させるためには不必要な視覚的な要素を取り除いた環境がいいと言われています
広くて沢山の情報がある部屋より狭くて物の少ない部屋の方が集中できるし、逆に逆手を取って、言葉で指示を伝えるより写真やカードを使って指示を与えた方が理解しやすい
息子は昔から沢山のかわいい絵の書いてある絵本が苦手でした
それより、絵のない文字だけの本の方が興味を持ったりします
先日、勉強机を購入
まだ小学校1年生なんだから、勉強机を持ってない子もいるし、必要ないとも思っていたのですが、よくよく考えたら、私は小学生の頃から使っていた勉強机を成人しても使っていました
どうせ将来的に買う必要が出てくるなら、今買ってもいいかなと思い、購入を決定
ところがこれが大正解
机はゴールデンウィーク中に配達してもらいました
今までは宿題は食卓テーブルでやっていて、なかなか集中してやることができず、人の話も聞いてなかったのに、勉強机で宿題をやるようになってから、集中して出来るようになりました
私の言葉もよく耳に入るように。。。
机にはデスクマットを置いて時間割、毎日セット表、あいうえお表などを挟んでいます
大分一人で出来るようになってきました
そして、お勉強の最後にあいうえお表でお勉強
金曜日は遠足があって、楽しく遠足に行ってきたのですが、その日は宿題はありませんでした
ところが、勉強机で宿題をする習慣の出来てきた息子、書き方えんぴつを持って私の後ろを追いかけ回し、宿題をすると。。。
急遽、宿題の代わりに運筆を用意しました
ただ、息子、握力が弱くて上手く鉛筆を握れない。。。
そこで、これも購入
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手のひらの筋肉が弱い息子は鉛筆を持つときに手のひらの部分に卵を持つような空間を作れず、上手く鉛筆を持って字が書けませんでした
苦手だからお絵描きなんかも興味がなく、全然書くという事が出来ていませんでしたが、このグリップを買ってから、一人で上手く鉛筆が持てるようになりました
これは鉛筆を正しく持てるようにサポートしてくれるグリップなのですが、猿の尻尾の部分が優しく手のひらの部分をサポートしてくれます
これを使ってひらがなを書く練習をしています
まだまだ画数が多いひらがななんかはちゃんと書くのが難しいですが、簡単なひらがなをなぞる練習をしています
角ばった所を書くのもまだ苦手で、字もへろへろですが、頑張ってやろうとする意思だけでも今は尊重したいと思います
これもまだまだへろへろですが、毎日少しずつやっていくうちに上手くなっていくんじゃないかなぁ。。。
鉛筆を持つという事はお勉強するための基本なので、今、やる気があるうちに沢山練習させたいと思います
運筆のイラストも、インターネットに沢山出ているようです
このお猿のグリップでもっと練習して上手く鉛筆が持てるようになってきたら、もう少しサポートを減らしたグリップも出ているようなので、少しずつ補助を減らして一人で鉛筆を持って自分の名前を書けるようになるといいなぁ
私も小学生になった息子のサポートをまた色々と考えていきたいです