いつもありがとうございます
タロットカウンセラーりえです
タロットカードとカウンセリングを併用して
悩めるお方のお力になるよう
活動しています
前回、うちの息子が不登校になった話を
少し書かせてもらいました。
前回の記事はこちらになります
うちの息子は高校２年の冬に
突然不登校になりました。
ですが前回も書いたように
私はなんとか自己受容をして
息子をコントロールする事を一切やめました
そうしたら不思議なことに
私がそう思うようにつれて
少しづつではありますが、
息子に変化が表れてきました
それまでは「学校を辞める」と
頑なに言い張ってきていましたが、
当時の担任の先生の懸命な説得もあり、
(何度も家に足を運んで下さり
それはもう頭が下がる思いでした。)
高校２年生までの単位を取る試験を
個別で受けることになり、
３年生に進級することができました。
ですが、
３年生になって２、３日は登校したものの
やはりまた不登校になってしまいましたが
それでもこの２年生までの単位をとったことは
非常に大きなことであり、
後々も良かったことに繋がっています。
本人の力もとても大切ですが、
高校といえどもその時の先生の熱意と力には
今もとても感謝しています。
この時のこの先生がいなかったら
多分息子は学校を辞めていたかもしれませんし
私もとっくに彼の人生を諦めていたでしょう。
人との出会いって本当に大切だし、
凄いことだと改めて思い直しました
この先生は息子が３年生に進級する時に
異動で違う学校に行ってしまわれましたが、
最後の最後まで息子の心配をして下さっていました。
人との出会いって偶然ではなく
必然なのだとやはり思ってしまいます。
良くも悪くも本当に大切なのですね。
３月１日に地元の公立高校の
卒業式がありました。
うちの息子は本当ならば高校３年なので
本来なら卒業式に出席してるはずなのですが
転籍するために休学というスタンスをとったので
卒業式に出席することはありませんでした。
もちろん私のママ友も
噂で知っているのでしょう。
入学式の時は連絡があったけど
卒業式に関しては何の連絡もありませんでした。
当然っちゃ、当然なんですけど
ちょっと寂しかったです
でもね、ありがたいことに息子は
学校に行ってなくても
クラスメートの友達数人とは常にSNSで
やりとりをしているので
いろんな情報を友達と共有していたり
学校の話もいろいろと聞いていました。
例えば友達から
「卒業アルバムもらったよ～」
と連絡がきた時は、
「俺、写っているか探して～」
と息子が言って、アルバムを見てもらったら
「あれ？お前一枚も写ってないぞ！？」
と。
集合写真とか今までに撮っていたり、
修学旅行とかも行っていて
その時の写真はあるのに、
息子だけきれいに消されていたらしいのです
卒業していないのだから消されてて
当たり前なのですが
これには私も息子から話を聞いて
「今の技術ってすごいな！」
と二人で大笑い？してしまいました
話がそれましたが、
卒業式当日も
前日にクラスの友達から息子に連絡があり、
「卒業式が終わったら、
昼ご飯一緒に食べに行こうぜー
で、そのあとカラオケ行こうぜー」
と、お誘いをもらっていたので
息子は当日、約束の時間に出かけて行きました
正直、私自身は
３月１日はきっと辛い日を過ごすことになるのかなぁ。
といった心境でいましたので
息子の友達のお陰で
その日はどれほど心が救われたことか…。
当日夕方に、テレビのニュースで
卒業式の映像が頻繁に流れていたのですが
それを見るのはやはり辛かったので
すぐさまチャンネルを変えるなどをして
見る事はしませんでしたが、
それでも、心明るい一日を過ごせたことに
誘ってくれた数名の友達にも
嬉しそうに出かけてくれた息子にも
本当に嬉しい気持ちと、感謝しかありませんでした。
息子は私には明るく振る舞っていましたが
卒業式に自分は出られない。
と、当然のことなんだけど、
本当は複雑な思いだったのではないでしょうか。
しばらくして家に帰ってきた息子の第一声は
「あ～疲れたぁぁ～」
でしたが、とてもいい笑顔でした。
４月からは息子の新しい人生がスタートします。
不登校から無事に卒業して
進んで行けるかどうか
まだこの先どうなるかわかりません。
まだまだ親子共に手探りで
先がみえないトンネルの中を
歩いている感じではありますが
今ようやくほんの少しだけど
出口の光が見えかけてきてるかなとも思います
それでも見えては消え、また見えては消えに
なるかもしれませんが
親として出来るだけ寄り添い見守っていけたらな。
という気持ちでいます
最後までお読みいただきありがとうございました
