目黒区立小中学校を視察その2 | 前目黒区議会議員 鴨志田リエ オフィシャルブログPowered by Ameba

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目黒区立小学校の児童数は、8,473人(平成27年5月現在)前年より156人増
  区立小学校の在籍率は、83.7%
目黒区立中学校の生徒数は、2,705人(平成27年5月現在)前年より75人減
  区立中学校の在籍率は、55.8%

目黒区議会文教・子ども委員会での学校視察報告その2です。

5)下目黒小学校
明治37年に開校、目黒区で3番目に古く今年で137周年です。
児童数312人。算数は4グループに分けた小人数指導を実施。



校庭は天然芝には鳥達が舞い降り、メンテナンスは地域が担っています。



校内のあちこちに児童の絵を展示したアート教育を私は評価します。

6)第一中学校
昭和22年に開校。広い校庭と緑に囲まれ、環境的には一番恵まれた中学校です。
この22年に目黒区立中学校を第一中から第十一中まで11校作りました。
人口増で第一中の教室が満杯になり、12番目の東山中学校を昭和33年に開校。
現在は中学校の統廃合を進め、12校が9校になりました。
駒場という地域性もあり、生徒数は149人と最も少人数中学校です。
私は隣りの都立駒場校と合併し中校一貫校を提案してきましたが、東京都から断られたとのこと。



ICT推進校として企業と共同研究で電子黒板、無線LAN、タブレットを活用し、授業の進化を実感しました。



給食はちらし寿司。牛乳は一本47円ほど。

7)菅刈小学校
明治8年に開校。2番目に古く、今年は創立140周年。
児童数238人。特別支援学級(知的障害)「あすなろ」17人を併設しています。
土曜日の「子ども教室」は菅刈公園を活用し、農業体験や茶道・生け花など、地域とPTAの協力のもと、とても活発です。
私は以前、農業体験に参加しました。青葉台という一等地の贅沢な空間です。
都会の子どもには貴重な体験で、ここで獲れた野菜を皆で試食します。



整然としてカラフルな下駄箱は訪れる者も気分がいいですね。



人工芝の校庭。
夏は人工芝が熱くなるので水まきは欠かせません。

8)宮前小学校
八雲小学校の分校として授業を開始し、昭和33年に宮前として開校。
児童数372人。特別支援学級(情緒障害等)通級指導学級「はなみずき」を併設しています。
そして、校内に学童保育クラブも併設。



校舎は光あふれる開放的な空間で学習するオープンスクールです。



裏庭の畑や田んぼで児童が栽培するほか、「マイ農園」で自前の作物を育てます。

■視察を終え
目黒区の学校は保護者と地域がとても協力的です。
毎年、いじめの実体調査をする他、地域と共にいじめのない学校づくりの懇談会を実施しています。
また、東京都の学力調査で目黒区は常に上位に入っています。
今後は、特色ある学校づくり、そして、障がいを持つ児童が年々増加していることから、特別支援学級の充実にも力を入れていきます。
「教育は国家100年の計」