不当な調べ訴え町会議長自殺 | 前目黒区議会議員 鴨志田リエ オフィシャルブログPowered by Ameba

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2011.05.29

福岡県川崎町議会の森元秀美議長(7期目)が、支援者の公選法違反事件に絡んだ県警の不当な調べ訴え自殺。

取調べの全面可視化が議論になっているだけに、ショッキングな事件です。

2003年に鹿児島県志布志町で選挙違反に絡んだ捜査段階での自白の強要や、「踏み字」行為、そのほかにも異例とも思える長時間の勾留などが問題となった志布志事件は、被告全員が冤罪無罪判決として広く世間に知られるようになった例があるだけに、警察は慎重にならなかったのでしょうか。

『不当な調べ訴え町会議長自殺 福岡・川崎町』

 28日午後1時半ごろ、福岡県田川市の林道に止めた乗用車内で同県川崎町議会の森元秀美議長(67)が倒れているのを田川署員が発見、死亡が確認された。車内に練炭の燃えかすがあり、県警は自殺とみている。公選法違反事件に絡み県警から連日、任意で事情聴取を受けていた。遺族によると、証言強要など不当な取り調べを訴えるメモが自宅に残されていた。

 県警は内部調査を実施、捜査に問題がなかったか確認するとしている。

 県警は4月の町議選に絡み、約10人に計数万円相当の食事を提供したとして、公選法違反の疑いで森元議長の支援者2人を25日に逮捕。森元議長から25~27日に事情を聴いた。

 遺族によると、メモは自宅の電話横に置かれ「取り調べ中に突然、私の口を上下に引き裂くような暴力的な事になり本当に怖かった」「毎日毎日が苦しい。証言強要を繰り返し、事件に結び付けようとしている」などと記されていた。取調官の名前も書かれていた。

2011/05/29 00:27 【共同通信】