娘が学校に行きません 親子で迷った198日間 野原広子 | [ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

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小学生と幼稚園の娘がいる身には、下手なホラーより怖い本だった。


ある日、子どもが学校に行かなくなる。

なんでもなさそうだけど、何かあるかもしれない。
おおごとにしたくないけど、何かに気づかなままではいたくない。


原因が判明しても、その原因らしきものが取り除かれても、元に戻らない。

気分の問題?
だけど実際、体に不調が出る。

そっと見守るべきなのか。
尻を叩いてでも行かせるべきなのか。

そもそも学校ってどうしても行かなきゃいけないのか?


生きることに必要なことってなんなのか。
人生ってものにまで思いを馳せてしまう。


追い詰めて苦しませてまで登校させなきゃいけないのか。

でも、そのまま家から出られなくなったら?
これが何年も続いたら?
子どもが成人してもおばさんになっても社会に出られなくなったら?



親子で迷った198日間。
198日は、長い。
でも終わりがある。
終わった。


それはとても幸せなことだと思う。
苦しかった日々を懐かしく思い返すことができる、というのは。

周囲に恵まれて、友人に恵まれて。




不登校って、きっと、ほんとうにちょっとしたことでなってしまうんだと思う。

そして、一度なってしまうと、再びフツウに登校するようになるのにとても勇気が必要になる。



わたしは不登校になったことはないけど、学校に行きたくない、と思ったことは何度もある。

とくに中学校時代は楽しかった思い出と同じくらい嫌な思いや苦しい思いをたくさんした。
小学生の時だって憂鬱になることがたくさんあった。

今だって、働いていないのは(怠惰なのが8割だけど)勇気が出ないから。


人と関わるのは楽しくて幸せなことだけど、苦しいことでもある。


優しくて自分に好意を抱いてくれている人とだけ付き合えるなら、そうしたい。

わたしがそういう人間だから、あんまり器用じゃないから、「あ、ムリ」ってなっちゃう気持ちがわかる。
退いた後に、もう一度一歩を踏み出せない気持ちがわかる。



そういう時って待ってる人がいるってことすらプレッシャーになるし、行こうよ、出てみようよって言われるだけで疲れちゃう。


勘弁して。
ほっといて。

そう、思っちゃう。



だけど、一方で焦りもある。


柔らかな薄暗い繭の中にいるのは、居心地がいいようで、息苦しい。

繭はいつか出なくちゃいけない。
そのまま永遠にはいられない。
ずっとずっといては腐ってしまう。


風にあたらないと、太陽の光を浴びないと。







 
娘が学校に行きません (コミックエッセイ)
野原 広子
KADOKAWA / メディアファクトリー
2013-03-22

 

 


 




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