No447・がんゲノム検査・がんの正体は・・・・ | rico8001のブログ

rico8001のブログ

腎盂癌、膀胱がん、根治不能尿路上皮がん、肺転移、抗がん剤で、治療中

 

●がんは遺伝子の病気

「ひとは60兆個の細胞からできて、その人独特の細胞の設計図であるDNAを持っています。DNAはそのひとの遺伝子の集合体で一つ一つの細胞の運命をつかさどる設計図群です。

 がんは細胞増殖をコントロールする遺伝子に狂いが生じて、正常なサイクルを踏み外してしまう病気なのです。正常な遺伝子の働きはすべてDNAにプログラムされており、プログラム通りに働くはずなのに、プログラムそのものが狂いだしてしまうDNAの病気です」 P38-39 所収引用

『がんの生と死の謎に挑む』立花隆 NHK放送2009年

●同じ病気でも、それぞれに違います

腎盂がん、尿管膀胱がん。肺への遠隔転移で施術できない根治不能な尿路上皮がんの診断です。標準治療の化学療法、GC治療、キートルーダ、ここで抗がん剤治療お仕舞でした。運よくパドセブ治療認可で2021年12月スタートします。同時にがんゲノム検査にホルマリン漬けの腎盂がん切り取り、米国へ送られます。パドセブ3クール後のCT検査はがん細胞縮小で、パドセブ治療継続で今日に至っています。

●がんゲノム検査で副作用のない薬が出来ることを願います。

今日のブロ友さんのゲノムデータ、腎盂がん、パドセブ治療ほぼ同じ回数です。転移ガンが増殖で、先日ゲノム解析データがとどいて、今日のブログで添付されていました。 

わたしのゲノムデータと比較して見ます。

問題は抗がん剤の奏効持続と、遺伝子変異の比較です。

ブロ友さん       rico高道文庫

遺伝子名    遺伝子名

BTCI     MUTYH

CDKN2A         CDKN2A

CDKN2B         CDKN2B

FH                 TERT

KDM6A          FGFR3(Y373C)

MDM2

MTAP

TERT

●検査の詳細は別途にありますが、同じ腎盂がんの変異遺伝子の比較てす。ブロ友さんの報告では、承認された抗がん剤はなしの報告です。60兆の細胞、老いとともに再生機能は落ちていきます。二人に一人のがん罹患の時代です。

●私の遺伝子パネル検査の報告では、一件の治療薬でした。

パネル検査で解析された遺伝子異常のFGFR対応薬で、FDA(米国食品医薬局)承認で国内でも申請中の「エルダフェチニブ」です。パドセブが何故こんなに長く自分に効いているのか分かりません。じぶんになぜこんなに長くパドセブが効くのか、主治医も分からないの答えです。

いずれにしろ治療方法は日進月歩です。

この時代の最先端で診療されるのは幸いな事です。

バラ園へニコニコ

彼女はお友達とバラ園へお出かけです。

●我輩はお留守番で、お散歩です。

潮が満ちてキアシシギは石の上でお休みです。

今日も無事の一日でした。ニコニコ

 

拙文お読みいただき感謝します

誤字脱字にはご容赦ください