起立性調節障害の娘と一緒に
楽しい毎日を過ごしているワーキングマザー
家事より子どもと遊ぶのが好きなRico *です。
🌟自己紹介
今日もブログを訪問していただき、
ありがとうございます。
♂32歳・♂29歳・♂25歳・♀23歳の
4人の子どもたちを育ててきましたが
上の3人の息子は就職で実家を離れ
末っ子長女と夫の3人暮らしになりました。
4人の子どものうち、下の2人が起立性調節障害です。
今の娘を見る人は
娘が起立性調節障害だったとか、
不登校だったとか、いじめにあっていたとか
全く想像もできないと思います。
明るくて、毎日楽しそうで
まるで悩みなんてないように見えるからです。
中学2年生で起立性調節障害を発症し
起きたくても起きられない、
学校に行きたくても行くことができない
辛い毎日を過ごしました。
夕方からは元気になるので、ピアノ教室に行って、
帰りにショッピングモールで買い物をしていたら
同級生の女子から
「病気じゃないのに、学校サボった。」って言われたり
がんばって午前中になんとか登校したら
「給食食べにくる、ランチちゃん2号。」って言われたり。
うちの娘はしばらく相談室登校をしていましたが
娘が相談室に行き始めた時、
すでに同級生の男子がひとりと
女子がひとり相談室登校をしていて、
その女子が“ランチちゃん”だったようです。
大人から言わせてもらうなら、
給食費払っているんだから、食べていいじゃない。
給食費未納で平気で給食食べてる子もいるんだよ。
うちの娘はいつ学校に行けるかわからなかったので
結局何ヶ月も食べない給食費を払い続けましたよ。
卒業するまで未納は一度もなかったです。
娘の給食費が給食費未納の子の給食代になった
と思うとやるせないですよ。
仕方ないですけど。
起立性調節障害の子は
真面目で責任感が強いことが多いです。
娘は本当はやりたくなかったけど
合唱コンクールの伴奏に指名されて
結構難しい曲だったけど
がんばって完璧に弾けるようになりました。
コンクールの数日前に
放課後、合唱の練習をする日があって
娘はがんばって登校しました。
なんとか自分の責任を果たしたかったのかもしれません。
担任の教師と連絡をとり、
娘が行くことは伝えていましたし
配慮もしてくださる話になっていたんです。
ですが、娘が登校し、練習をしていた時間
担任は他の用事で教室に来れず、
副担任が立ち会ったようですが、
副担任には状況が伝わっていなかったのか
練習した時、伴奏と歌が合わなかったようです。
歌は録音してあった伴奏で仕上がっていたし
娘の伴奏もピアノの先生のお墨付きをいただくほど
仕上がっていました。
テンポを確認して、何度か合わせて練習したら
できあがったと思います。
しかし、一部の男子から
「伴奏はいらん。本番はアカペラで歌う。」と
拒否されてしまったのです。
その時の娘はどんな気持ちだったのでしょう。
副担任が何をどうしてくれたか全くわかりませんが
娘はその場にいられなくなり帰ってきた。と思います。
本心では伴奏なんかできないと思っていた。
でもクラスのためにと思って、自分の全力をかけて
なんとかしたいと思って、無理矢理がんばった結果です。
心が、壊れてしまわなくて、本当によかった。
そのことを知った担任からクラスのみんなには
もし、当日🍎ちゃんが来たら
伴奏してもらって、ちゃんと歌うんだ。
と言ってくださったようですが、
娘がもう学校に行けるわけはありません。
しばらくはまた学校に行けない日々が続きました。
徐々に相談室登校を始め、だんだん教室にも行けるようになり
相談室登校の他の子の話を聞くようになり
娘は少しずつ前を向けるようになりました。
そして、高校は全日制の女子校に合格し
普通に学校に通えるようになりました。
5月までは。
起立性調節障害は高校生になったらよくなるとか
身体が大人になったら症状が落ち着くと言われていますが
なかなかそうはならなかったです。
でも、いろんな経験があって、それを乗り超えたから
人間的に成長できたし、
厚みができたんだろうなと思っています。
今日はとてもいい天気です。
自分で自分の機嫌をとって、
毎日を笑顔で過ごすというのが
今の娘の基本になっています。
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