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経営者・コンサルタントの黒子
マーケッター/コピーライター
今野富康です。
今回は、
2022年のFIFAワールドカップカタール大会と
2010年の南アフリカ大会での日本代表の経験から、
経営に活かせる教訓をお伝えします。
実はサッカーに詳しいわけでもないのですが、
たまたま見つけた記事を読んでいて、
これって経営にも通じるところがあるなと
思った次第です。
まあ、「にわか」がなんか言ってるな
程度に読み流していただければ幸いです。
どちらの大会でも、
日本代表はPK戦で敗退し、
ベスト8進出を果たせませんでした。
どうすればこの「PKの壁」を越えられるのか？
というのが今日のテーマです。
東京大学大学院で行動経済学・認知科学を専攻し、
スポーツデータ分析に従事する今泉拓氏によると、
PKを成功させる秘訣は「外す勇気を持つこと」だ
といいます。
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駒野選手の悪夢とバッジョの教訓
2010年ワールドカップでは、
駒野友一選手がパラグアイとのPK戦でシュートを失敗し、
日本は敗退しました。
この失敗は、
多くのサッカーファンの記憶に残る悲劇的な出来事です。
同様に、
1994年アメリカワールドカップの決勝で、
イタリア代表のロベルト・バッジョ選手もPKを外し、
イタリアは敗退しました。
バッジョ選手のキャリア通算PK成功率は88％と
非常に高かったのですが、
それでも外してしまったわけです。
完全に個人的な話ですが、
若い頃、警備の仕事でバッジョとお父さんを
空港まで送る仕事をしたことがあります。
もう、20年以上前ですね〜〜
バッジョのハイヤーを
ノアで追いかけるのはかなり無理があり、
めちゃめちゃアクセルを踏み込んだ
記憶があります。
懐かしい。
担当者が免停になったため
代打でドライバーをやりましたが
まあまあしんどかった覚えがあります、苦笑
PKにおけるデータ分析
閑話休題。
話を戻しまして、
実際にPKはどのコースに蹴ると
成功しやすいのでしょうか？
データによると、
ゴール上段に蹴ると成功率が高い
ことがわかっています。
特にゴールの右上や左上を狙うと、
成功率は8割を超える。
しかし、
多くの選手は下段を狙う傾向があるらしい。
損失回避バイアスと経営の関係
この現象の背景にあるのが、
「損失回避バイアス」です。
人は得をすることよりも、
損をすることを避ける傾向があります。
PKにおいても、
枠外に外すリスクを恐れ、
多くの選手が下段を選んでしまうのです。
この「損失回避バイアス」は、
経営にも当てはまります。
経営者として、
失敗を恐れて安全な選択肢を
選ぶことが多いでしょう。
いわゆる、
「いつも通り」「今まで通り」「周りと同じように」
という判断がそれですよね。
大外しはしないけれども、
大成功の絶対しないという選択。
しかし、
成功するためには、
リスクを取ってチャレンジする勇気が必要です。
たとえば、
今まで試したことのないマーケティング施策、
使ったことのないメディア、
新しい協力業者を選ぶなどと行った選択は
リスクを感じやすいですが、、、
むしろ、
実際には新しいことにもチャレンジしないと
どんどん時代に取り残されて行くものです。
まとめ
サッカーのPK戦から学べることは、
失敗を恐れずにチャレンジする勇気の重要性です。
中小企業経営においても、
新しい事業や改革を進める際には、
リスクを取ることが必要です。
成功率を高めるために、
時には「外す勇気」を持つことが大切です。
サッカーで言えば、
神様バッジョでもPKを外すわけです。
ユニクロの柳井正さんでも、
『1勝9敗』という本をだしたり
している。
大成功の影で撤退している
事業だってあるわけです。
だとすれば、
むしろ私たちは失敗を当然のこととして
受け入れるべきなのかもしれません。
そのうえで、
目指す方向に諦めずに歩き続けるのが
大切なのではないでしょうか？
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それでは、またお会いしましょう^^
Até breve, obrigado!
(アテ・ブレーベ・オブリガード）
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