大江戸骨董市 | 骨董を愉しむ!グループ「稲ほ組」 Inaho Group ~ 組頭の骨董道~ 

骨董を愉しむ!グループ「稲ほ組」 Inaho Group ~ 組頭の骨董道~ 

普通の会社員が、骨董修行を経て定年後に61歳で骨董・古道具屋さんになったビフォー&アフターの活動記録です。
骨董・古道具好きのおぢさんが繰り広げる骨董道を面白おかしく実況中継しますぅ~(笑)。

【事前準備が大切!】

骨董商デビューから慌ただしく1ヶ月が経過し、1週間があっという間に過ぎ去っていきます。都内では屈指の「大江戸骨董市」デビューを果たし、その他の骨董市で知り合った業者さんも増えつつ、愉しい日々を送っています。



<事前準備>
大江戸骨董市では自分が買う立場であった時の感じた不便さを解消するため、半ブーススペース(1.8m×1.8m)の形を凹型にし、凹んだ部分に人が一人入れるように設計。真四角のスペースですと奥のものは、余程のものでない限り、店主さんに取ってもらって観ることはしませんので。スペースが狭い分、立体化も試みました。これまでに培った?アウトドア技術が役立つ時がきました。事前シミュレーションの写真です。




<大江戸骨董市>
まだまだ寒くてびっくりでした。手持ち搬入業者は、8時から受け付け開始&準備、開場前の9時前の売買禁止は禁止の規則となっていましたが、皆さん早い!。かなり急ぎモードで110品目を並べてスタート。毎回5ジャンル+お買い得品(500~2,000円)のラインナップとしています。今回は下記でした。

①メインテーマ(朝鮮&東南アジア)
②古陶磁器
③古道具
④酒器
⑤ガラス
 



結果、売上金額的には外国の方が4割を占めており、「インバウンド」と「数の力」を感じた次第です。護国寺や布田天で知り合った業者さんにわざわざ表敬訪問していただいたのも嬉しかったですね。既にリピーターのお客様も。自分が骨董に惹かれ始めた頃の気持ちが懐かしく蘇りました。また、お客様の質問内容や使い方について、その場でポストイットでアナログ&チープな即興POPをつけました。流石に鉄独楽は売れませんでしたが、洒落として常に持っていこかと(笑)。大勢の業者の皆さんのように小さな古美術店を目指しているのではなく、毎回1つのジャンルのメインテーマは決めつつ、イメージはお祭りの「縁日」を目指しています。果たしてこれで良いのか疑問ですが(笑)。

<春の訪れ>

わが家では、ガマ親分🐸!が眠りから覚め、子孫繁栄のため頑張っております(笑)。我が家のビオトープに第一陣が。昔は、近所の子供たちへ観察用に配ったのだけれど、今は誰も貰ってくれない🤭。これから、第二・三陣まで続くのが恒例ですね。近隣の川では、水辺の宝石!川蝉くんに遭遇。江戸時代の浮世絵にも描かれており、自然の中で目立ちます。止まり木姿は禅僧のような佇まい。



<カレーの大盛り後>

古伊万里皿にいつもの大盛りカレー会食後、食卓にあったものを用いて、羊羮とライターで流通三層、ニッキ飴で消費者を表し、この構造を壊したSPA(製造小売)のユニクロやニトリ、ネットとデジタルを活用したamazonやzozoを説明していたところ、鋭い質問で「Ubar」はと。飲食店は小売業なので、カルパスを追加したが、更に町の中華屋さんは、自分でラーメンやチャーハンを作っているから製造小売ではないかと。また、出前もするのでどうなるのだと!。結果、いつもファミリーでいく中華屋さんは何でも夫婦でだけでやっているのでスゴいっ!と(笑)。



今週末はお天気がちょっと心配ですが、次回のメインテーマを考えつつ、持っていくものを1~2割程度入れ替えを思案中~。