
もやもやぁ~がスッキリしました。先日、骨董市で持ち帰った蕎麦猪口。
辞典的な書籍では【木目文】と記載されていますが、違和感が。他の蕎麦猪口でもそうですが、草花や鳥類などでも明確にわからないものがありますよね。個人的には、流水に見えていたので、中身も水物をたっぷり仕込んで毎晩楽しんでいます(笑)。

どーやら、能の観世流の観阿弥・世阿弥の邸内にあった井戸の水面の波紋が文様の基になっているようですね。

東洲斎写楽が描いた沢村宗十郎の扇にこの文様らしきものが。宗十郎が着た着物にこの文様があり、当時はやったらしいと。

文様ひとつとっても奥が深いです。当時の文化や流行が、こんな日用雑器に反映されているところが面白い!。