桜を追って秋田・青森の旅2024年 その4:由利高原鉄道 矢島駅 前編 | ライス一番のほぼ鉄道の旅ブログ

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鉄道の旅、散歩を中心に、趣味(音楽やPC関連)、仕事(IT関連)など、気ままに書き込みたいと思います。

旅の1日目(2024年4月12日)、
東京駅から秋田駅へJR東北・秋田新幹線
秋田駅でJR羽越本線へ乗り換えて、
特急「いなほ8号」で羽後本荘駅で下車、
由利高原鉄道に乗車した続きになります。

曲沢(まがりさわ)駅で途中下車して、
前郷(まえごう)駅まで歩いて、
由利高原鉄道鳥海山ろく線の終着駅、
矢島駅まで来ました。



矢島駅は、
2000年(平成12年)に建築された木造駅舎で、
「東北の駅100選」にも選ばれてます。

旧駅舎があったすぐ近くには桜の木もありますが、
まだまだ見ごろには早すぎでした(汗)



駅前は広く整備されてます。



矢島駅には、
駅カフェやお土産店などもありますが、
駅舎はまた後ほど見物するとして、
街を歩きます。



昭和レトロ風な街を歩いて3~4分ほど、
天寿酒造に到着します。



1年前(2023年5月)に来たときは、
日曜日で定休日だったので、
酒蔵巡りができませんでした(汗)

土曜休日は定休日なのは、
蔵元さんあるあるですね。

今回の旅では金曜日を狙って、
営業しているのを確認します!



店内は広くはないですが、
整然とお酒が並んでます。



1874年創業の天寿酒造は、
「鳥海山」の銘柄が有名で、
海外での受賞のお酒も多くあります。



海外で受賞したお酒というと、
(お値段ばかりが)高級なイメージですが、
数々の受賞をした「純米大吟醸 鳥海山」でも、
720mlで税込1,870円と庶民にも優しい価格で、
もちろんお買い上げです。

「鳥海山」というと甘口のお酒ですが、
店員さんと会話をしながら、
数少ない辛口のお酒も紹介いただきました。



いくつか宅配用のお酒をチョイスしてから、
お店の奥の冷蔵庫へ、
お持ち帰り用のお酒(300ml)を探します。



宅配用のお酒は720mlを6本です。



写真左から、

①「純米大吟醸 鳥海山 生酒」
  次の「純米大吟醸 鳥海山」と比較して、
  甘味がすっと消えて後味が残らない、
  すっきりタイプです。

②「純米大吟醸 鳥海山」
  吟醸香も強すぎず、
  優しい甘味で呑みやすいお酒です。

③「天寿 米から育てた純米酒」
  東京農大花酵母・なでしこ酵母
  を使用したお酒で、
  独特のコクがあって美味しいです。

④「生もと仕込純米酒 鳥海山
  旨味と酸味がバランスして、
  まろやかな呑み口です。

⑤「清澄辛口本醸造 鳥海山」
  甘味も感じますが爽やかで、
  淡麗辛口という感じです。
  このお酒は2本にしました。

②③④⑤は、
海外も含めて数々の受賞をしてますが、
1,300円~2,000円以内のお値段で、
敷居が高くないのが嬉しいです。

どれも美味しいのですが、
個人的にはが好みです。

福井の酒蔵さんでも会話しましたが、
(まだブログ記事にはしてません)
海外向けのお酒は甘口が多く、
外国人は甘口が好みなのでしょうか?


酒蔵巡りのあとは、
天寿酒造のすぐ近くの石段を登ります。



時間の都合もあって、
1年前(2023年5月)と同じルートを
歩くことにしました。



石段を登りきると鳥居があって、
明治15年(1882年)に建立された、
矢島神社に到着します。



桜の見ごろに来たかったですね(汗)



いつものように、
旅の無事に感謝をして、
また健康でここに来れることをお願いします。

眺めもよくて、矢島駅の方を見下ろします。



矢島神社の先へ進みます。



矢島神社の裏手にある小学校には、
堀のような場所があります。



この辺りは八森城址矢島城跡)で、
実は歴史のある場所です。



道路を挟んで、
弘化元年(1844年)に創設された、
藩士の子弟を教育するための学校の
「藩学 日新堂跡」があります。



1年前(2023年5月)と同じルートでしたが、
2度目はまた違った感じ・楽しさもあって、
念願の天寿酒造にも満足して、
矢島駅へ戻ります。

このあとは、
矢島駅での食事と買物になります。
・・・続くニコニコ