30歳で、私がオランダへ行くことになった
当時の転機となった出来事を綴っています。
初めての方は、コチラから順番にどうぞ。
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突然発熱して、体が思うように動けなくなったのです。
「仕事も忙しかったし少し無理したかな、でもまだいける大丈夫。」
そんな風に自分の体のことを簡単に考えていました。
しかし、熱は一向に下がらず、どんどん上がるばかり。
全身が急に重たくなって、激しい倦怠感に襲われます。
これは、いつもの風邪とは違うかもしれないと、
意識がもうろうとした中で、仕事を中断して病院へ向かいました。
診察やレントゲン検査を終えると、診察してくれた先生の表情が
急に難しい顔に変わり、急ぐようにこう告げました。
「このまま紹介先の病院へ入院してください!」
私 「では、一度職場と家に戻ってから、病院へ行きます。」
医者 「いえ、このまま行ってください。大変な状態ですから!」
いえいえまだ歩けるので大丈夫です!と病院を出て徒歩で
いったん帰宅。荷物を簡単にまとめて、職場にもしばらく休むからと、
仕事の指示をする為に職場に一旦顔をだし、やっと病院に着いた
ころには、もうすっかり遅くなっていました。
そしてあわただしく再検査の結果、ウイルス性の肺炎との診断。
即病室に運ばれて入院し、点滴治療が始まりました。
見たことのない大きさと鮮やかな黄色の点滴の、ぽたぽた落ちるしずくを
見つめながら、頭の中では、仕事の段取り伝え忘れてないか、
同僚がお見舞いに来てくれたら、あの件もことづけようと
忙しくあれこれ思いをめぐらせていました。
2、3日目くらいから薬の効果が出てきたのか、体が随分と楽に
なりました。そしてその時ふと、思い出しました。私は、基本的に
小さいときから痛みなどがあっても、あまり強い痛みを感じたことは
あまりありません。
今回も、多忙の中、自分の体調に気遣うことよりも、仕事の段取りに
夢中だったので、自分が思っていた以上に無理をしていたようでした。
ひとつのことに夢中になると、他のことがあまり気にならなくなるもの
ですが、私の場合は自分の体にあまり意識を向けなくなるということが
多かったようです。まさに典型的なワーカホリックです。
その症状におちいっていることすら、その当時は気づきませんでした。
「好きなことをしているから、少しくらいしんどくてもいいじゃない!」
そう思っていたのです。
・・・その4 誰も知らない30歳の一大決心 つづく・・・






