自分に暗示をかけるとき、まず自分を追いつめる状況を作り出す。



はたまたそれ以外のことを吐き捨てる様に空っぽにする。



そうして作り出した中で丹念に暗示をすり込むに自分に入れていく。



そうして作り出された自分はもはや他人に傾ける耳を持たず、誰かに伝えようとする口を閉ざす。


だがそれ故に出来なかったことが出来。



やろうとしなかったことに手を出せる。



その中の世界にふれることができる快楽のために。



だがそれは恐ろしくもある。



諸刃の剣なのかもしれない。
嫌な予感で目が覚めた

目覚めの悪い朝


雨の予報が
よく当たる様に

嫌な予想は
大抵外れない


今朝もそんな例に漏れず
予感は不安に変わり

怠い体のまま僕は
何とかベッドから這い出した





テレビの画面では

どっかの占い師が決めた
12星座の今日の運勢なんぞが映っていて

観たくなかった時に限って
いつもネガティブな情報を
僕にくれる


有り難迷惑な話だけど


12の内の1つに選ばれたその時だけ

信じてみようなんて

それはそれは都合のいい話



いつもは見向きもしないくせに

こういう時だけ
気になって仕方ない




こんなに
出掛けたくない日は久しぶり




外は
馬鹿らしいくらいいい天気なのに。
受験って

就職って

仕事って


何の為にする





義務って

権利って

責任って


何故に在る





娯楽って

趣味って

余暇って

誰の為のモノ





可能性って

実現性って

未来って

理想って





確実性って

適合性って

現在って

現実って





見つけなくちゃならないモノが

多過ぎて解らないや




誰か一緒に


探してはくれないかなあ。




乾ききった心に
零れる一雫が
君には見えなかった
閉ざした振りをした

昨日みたあの映画
結末を覚えてない
君がずっと焦がれてた
未来の話とかもさ

遠ざかる言葉の端を
捕まえていられなくて
沈んでしまうんだ
心ごといっそ
忘れてしまえたら

いつか
思い出す時を描きながら
日々を塗り潰していけたら
例えば鏡越しの自分さえ
今より少し好きになれるかも

ぬるま湯に浸かる朝
遠く光の匂いがした




まるで
一つ多くの季節を歩いて
思い出にしてきたみたい
例えば慣れない一人の部屋も
いつかはきっと好きになれるなら
新しい歌を見つけた
遠くで街の音がした


かざした掌の向こう側で
透けた夕陽のオレンジに
染まり行く街の中

渋滞は何処までも続く
これが僕等が望んだ様な毎日か
少し悩んで
言葉を飲み込んだ

今日が恋しくて
仕方なかったのはもう
いつの事だろう
何気なく点けたカーラジオから
懐かしい歌が流れて

歩き出すその時の
風の匂いは
どんなだっただろう
バラバラに散った
思い出の欠片を探して
今を生きていこう
ゆっくりで構わないさ
それぞれの日々が
また何処かで交じり合えたら