乾ききった心に
零れる一雫が
君には見えなかった
閉ざした振りをした

昨日みたあの映画
結末を覚えてない
君がずっと焦がれてた
未来の話とかもさ

遠ざかる言葉の端を
捕まえていられなくて
沈んでしまうんだ
心ごといっそ
忘れてしまえたら

いつか
思い出す時を描きながら
日々を塗り潰していけたら
例えば鏡越しの自分さえ
今より少し好きになれるかも

ぬるま湯に浸かる朝
遠く光の匂いがした




まるで
一つ多くの季節を歩いて
思い出にしてきたみたい
例えば慣れない一人の部屋も
いつかはきっと好きになれるなら
新しい歌を見つけた
遠くで街の音がした