かざした掌の向こう側で
透けた夕陽のオレンジに
染まり行く街の中

渋滞は何処までも続く
これが僕等が望んだ様な毎日か
少し悩んで
言葉を飲み込んだ

今日が恋しくて
仕方なかったのはもう
いつの事だろう
何気なく点けたカーラジオから
懐かしい歌が流れて

歩き出すその時の
風の匂いは
どんなだっただろう
バラバラに散った
思い出の欠片を探して
今を生きていこう
ゆっくりで構わないさ
それぞれの日々が
また何処かで交じり合えたら