「自分へのご褒美」っていう言葉が
昔から、なぜか
しっくりこない。
 
 
違和感の理由は、
そうか。
 
 
ご褒美って、自分の中で
目上の人から
与えるもののイメージだった。
 
 
上下関係がある感じ。
 
 
「では 褒美を取らせよう、
 ふぉっふぉっふぉっ」みたいな感じ。
 
 
課題を達成した
報酬みたいな感じ。
 
 
ほんの些細なニュアンスなんだけど
なんかしっくりこないのは
 
「自分」と「自分」は対等のはずだから。
 
 
 
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自分へのご褒美、の代わりに
なんて言葉を使うだろう?
 
 
そう思った時に
ふと目についたのは
 
「甘やかし」という言葉。
 
 
 
 
「甘やかす」?
 
ほんの少し、ネガティヴな
イメージの言葉かもしれない。
 
親が、子に対するイメージだから
そこにも上下関係はあるかもしれない。
 
 
 
「甘やかす」を英語で言うと?
 
 
そう思って調べたら
『pamper』だった。
 
 
オムツの『パンパース』でお馴染み
 
『pamper』。
 
 
 
 
「甘やかす」という意味が転じて
 
「大切に育てる」という意味から、
 
『Pampers』と名付けられたそう。
 
 
 
 
大切に育てる。
 
 
 
愛情を注いで、
注意ぶかく見まもるように。
 
 
寒ければ
風邪をひかないように毛布をかけて
 
怖い思いをしたなら
落ち着くまで抱きしめて、そばにいて
 
小さなことでも、もし達成したなら
心の底から 一緒に喜ぶような。
 
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大切に育てる。
 
 
自分を、大切に育てる。
 
 
小さい頃、ほんとうは
してほしかったことを
 
すこやかに、のびやかに
成長していくために必要なことを
 
ぜんぶ。
 
 
自分に
ぜんぶ、
してあげるような。
 
 
 
「大切に育てる」。
 
 
それは なんだか
 
「慈しむ」ということと 
 よく似ている気がした。
 
 
 
 
 
 
自分を、「甘やかす」
 
自分を、「大切に育てる」
 
自分を、「慈しむ」
 
 
 
どの言葉を 使ってもいい。
 
 
 
いちばん、しっくりするほう。
 
いちばん、抵抗なく言えるほう。
 
いちばん、心に優しく染みこむほう。
 
 
 
自分はこのままでもいいんだ、と
 
いちばん
優しく包んであげられるほう。
 
 
* * * * * * * * * *
 
お越しくださり、
ありがとうございました。
 
明日もあなたが笑顔でありますように。
 
 
山本 麻莉
「あなたは 何をする人なんですか?」
 
 
その答えを、何年間か考えてきた。
 
 
答えを、
 
今までやってきたことの
延長線上で
探していた結果
 
違和感が
わたしの中で大きく育ってしまった。
 
 
 
今までの職場で
培ってきた
 
具体的なスキルは、きっと持ってゆけない。
 
 
今まで私がしてきたことの
抽象度を、ぐぐっと高めて
今までしてきたことの核の部分だけ
 
 
取り出して
 
握りしめて
 
 
思いきって、別のフィールドへ
ジャンプして飛び移る。
 
 
 
 
何がしたいの?
 
よりも、もっと切実な
覚悟を求められる
問いかけ。
 
 
「あなたは何をする人なんですか?」
 
 
 
 あなたは 何をしてきた人?
 
 
 あなたには、何ができる?
 
 
 あなたは 何をしていく人?
 
 
 
 あなたは 何を
  世界に与えていく人?
 

 
 
 
目の前の人に 笑ってほしい。
 
その人の内側にある、
息を呑むほどに
色彩豊かな景色を
ほんの少し、一緒に見せてほしい。
 
 
その人が今まで歩いてきた旅路を、
大切にしてきたものを
一緒に確認して、
それを受け入れる瞬間を 見届けたい。
 
イメージは、もう かなり
形になってきた気がする。
 
 
あと、もう少し
これまでやってきたことから
何かを取り出したい
 
何年もかけて大きくなった
結晶のような何か。
 
 
取り出して
握りしめて
 
境界線を踏み越えて
 
その 先 へ。
 
 
まだ、見たことのない景色が
見える場所 へ。
 
 
* * * * * * * * * * *
 
 
 
あなたは何をする人なんですか?
 の問いは
 
システム開発とチームビルディングを
書いた、この本に出てきます。
 
 
 
システム開発以外の現場でも
活かせるものが山ほどあるのでは?
と思わせる、すごい名著。
 
キーワードは「越境」
 
 
自分はデザイナーだから
自分はプログラマーだから
自分はリーダーじゃないから
自分は……

 
 
境界は
越えてゆける。
 
できない理由を手放して
その先へ
 
 
導くのは、ただ
自分の内側にある、消えない灯。
 
 
 
あなたは
 
「何をする人なんですか?」
 
「世界に何を
 与えていく人ですか?」
 
 
真摯に 答えていく。
 
たとえ 今は
答えが見つからなかったとしても
ずっと持ち続けていく 問いのような。
 
 
 
一年前の今頃、わたしは
システムエンジニアとして
15年ほど勤め続けた職場にいました。
 
「今さら、わたしに何ができるんだろう」
 
「ずっと同じ場所にいたから、ここから出るのが怖い」
 
 
そうして、この記事の元になる文章も、
一年前の今頃に書いていました。
 
 
そして、今。
 
会社を離れ、コーチ・セラピストとして
歩き始めている自分がいます。
 
 
「あなたは何をする人なんですか?」
 
 
その答えは、もう 見つけたけれど
 
これから先も、
何度となく
一年先も 五年先も
 
変わらずに、自分に投げてかけていく
問いのような気がしました。
 
 
 
 
お越しくださり、ありがとうございました。
 
明日もあなたが笑顔でありますように。
 
 
山本 麻莉
 

子どもって、

「今」しか生きられない。

 

 

 …今日じゃなくてもいいでしょ。また今度にしようよ。

 

「やだ、今日がいい!」

 

 

 …先に お風呂入ってきちゃいなよ。

 

「やだ、今がいい!」

 

 

 

……はい、出た。

 

「『今』がいい。」

 

 

 

 

明日や その次や、

次の日曜日のことを

はっきり考えられないから、

 

子どもは いつでも「今」を生きている。

 

 

 

そう思っていたけど

 

今日、ふと気づいた。

 

 

 

……あれ。

 

「そういう自分も、たいして変わんないね?」

 

 

やらなきゃいけないタスクはたくさんあって

 

期限の決まったものも、いくつかあって

 

 

今日はこれをやろうと思っていた。

でも、なんだか気が乗らない。

 

 

「なんだか、今は、こっちがしたい気がする……」

 

 

 

なんだか、「今」 文章が書けそうな気がする。

 

なんだか、「今」 感情と向き合ったほうがいいような気がする。

 

なんだか、「今」 無性にこの本が読みたい気がする。

 

なんだか、「今」 あの人と話したい気がする。

 

 

 

 

風の湿り気の微妙な変化で

天気の移り変わりを感じるような

 

言葉になる前の

なんとなく

わずかな感情の揺れ、エネルギーの揺れ。

 

 

 

察知したなら、できうる限り

 

その「声」に従うことが、

結果的に最良なのかもしれない。

 

今までの経験から、ぼんやりと

そんなことを考える。

 

 

「今」したいことを繰り返しているうちに

 

終わってみれば、

 

結果的になんだか

帳尻が合っていたりするから。

 

 

「今、したいこと」を

 シンプルにやっていく そのかたわらで

 

「必要だから やること、やり続けていくこと」も

 忘れずにしていく。

 

 

書くと決めた文章を書くとか、

お家をきれいにするとか

そういうことも。

 

 

それは、必ずしも

毎日やるとか、習慣にするとかじゃなくて

 

毎日やるのが苦手な人なら、それはそれで

一週間とか、一ヶ月とか

少し長いスパンで区切ってみたときに

 

続いていれば、それでいいんだと思う。

 

 

「今、したいこと」を、追いかけていく自分に

罪悪感や焦りを持たないために

必要なこと。

 

 

 

「今、したいこと」

 

「必要で、やると決めたこと」

 

どちらも欠かせない両輪のように

 

順番に、ぐるぐると繰り返していった先で

 

気づいたら、ものすごく遠くまで

進んでいけることもあるかもしれない。

 

 

あるのは、ただ

 

「今」の連続。

 

 

* * * * * * * * * 

 

「毎日、同じように続ける」が、

ほんっとうに、なんの悪気もなく、できません。

 

「続けられない」っていうより

「覚えていられない」んだなぁと思いました。

 

 

なので、苦手なことは

とにかくハードルを下げて下げて。

1ヶ月後、半年後、その先で

やめてなかったらいい。

 

 

そんな感じで ゆるくやっていこうと思います。

 

 

 

 

お越しくださり、ありがとうございました。

 

明日もいい日でありますように。

 

 

山本 麻莉