「あおいはる」の日々 | ぼちぼち音楽なかなかダンス

ぼちぼち音楽なかなかダンス

長い間ピアノ講師をしていました。
現在は放課後等デイサービスで音楽レクリエーションを担当。
西アフリカの太鼓ジンベの、伝統的なリズムとダンスを探究中。

地元吉川でやっている、アフリカンドラム&ダンスグループ「ぽこぽこ」。

きっかけになってくださったのが、NPO法人「あおいはる」の、靏(つる)さん。

本を出されたと言うことで、読ませていただきました。

 

ぽこぽこのメンバーは、生活にお手伝いが必要な人。

障がいのある人、ということになります。

ぽこぽこは月2回、スタジオ練習をします。

そのサポートをしているのが、あおいはるのスタッフさん。

 

私はいつも、特に何も気にすることなく、太鼓を運んでスタジオに入ります。

そして「さあ今日はカキランベ。レンジン。バランタ」と、リズムを選びます。

メンバーはいつも、太鼓を気持ちよく叩いています。

この「何も気にすることなく、楽しく」できているのって、

実はすごいことなんだろうなあ、と、うすうすは思っていましたが。

何しろ無知なので。

本を読ませていただいて、少しですが、

日々の暮らしとサポートの様子を伺い知ることができました。

さりげなく、でもしっかりとサポートしている、スタッフさん。

わたしから見ると、一緒に太鼓叩いて笑っているだけに見えるんですよ。

(だんだん、コンプリメントや唄も、覚えてくれております。)

 

本には、靏さんが経験してきたいろいろなエピソードが描かれていました。

印象的だったのは、統合失調症の服薬について描かれたエピソードでした。

いつも力なくうなだれて会話しない人が、お休みの間、お薬を飲まず。

ご家族は心配。でも本人は身体もシャキッとして、お話もできる。

一見、お薬飲まない方が、良い状態に見える。

 

(脳卒中で闘病していた父のことを思い出しました。

処方された薬が強すぎて、あまり言葉が出なくなっちゃったことがあった。

次の診察で様子を話し、処方を変えてもらいました。)

 

読みながら、「え~、じゃあなんで薬飲むの?」

答えはすぐに書かれていました。

お薬を飲まずにいると、ご本人には辛く感じることが

たくさんあるのだそうです。

側から見ると「元気ない」様子に見えるけれど、お薬飲んでいた方が楽なんだ・・

 

本は、私のように、普段あまり障がいのある方と接する機会がない人間に、

暮らしの様子を知るのに、ちょうどいいと思いました。

 

ん??接しているか。月2回だけど。

一緒に練習してるもんね。

これがまさに靏さんの狙いなのでしょう。

「地域とつながれば、福祉という言葉は不要になる。」

 

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