Cedar walton のFirm Roots | 音楽すること・生きること

音楽すること・生きること

フランスに住んでいます。結婚、出産、国を超えての度重なる引っ越しを経てフランスに在住、長男が小学校5年生の時から仕事を
再開。その1年後にジャズピアノを始めました。
音楽・その他、日々の出来事を綴っています。

今年度初めてのアンサンブルのクラスに行った。

ジャズピアニストから、学校のプロジェクトでジャズのコーラス曲を

伴奏している人を探していると聞いた。

「こんな曲の譜面が読める生徒はあなただけだから。」と楽譜をもらった。

わたしは、ここの学校で、クラシックピアノもジャズピアノも凄腕な

そしてすごく感じがいいわたしがこのブログでサンパ君とよんでいる

若い生徒がいることを思い出して、言った。

「(わたしだけじゃなくて)」サンパ君も。」

ジャズピアニストは言った。

「彼はもう俺の生徒ではない。」

わたしは、そういえば、サンパ君がパリかどこかの

音楽学校に通うようなことを最後のコンサートの時に

仲間に言っていたのを聞いたことを思い出した。

企画者からわたしたちコンサート出演者に食事を用意してもらって

大きいテーブルを囲んで食べていた時、

たまたまサンパ君と隣の席になった。その時、彼が仲間に話していた時の会話を

思い出したのだ。ジャズピアニストは、頭の回転の速いサンパ君に、

ものすごく力を入れて、

全力で自分の持っているものを伝授しようとしているように見えたので

多少なりともがっかりしたことだろう。

それで、どうしてこんなにソロが初見でバンバンとれるような

レベルの他の生徒たちと、去年までソロのコードにあった音を選ぶ大事な練習を

していなくて適当なソロしか弾いていなかったわたしが、このクラスをまた

続けていることができた理由がわかった。

 

さて、アンサンブルのクラスで何曲ももらったけど

やっぱり、最初に見始めないといけないのはこの曲だろう。

エネルギー全開っぽい曲。リードシートに書いてあるコードから

推察して伴奏しようとすると、違うと言ってここはディミニッシュとか

ジャズアンサンブルのグループレッスンを担当している

ジャズピアニストが弾いて見せてくれたが目にとまらない速さで、

1コードたりとも覚えることができなかった。ゆっくりにして聞くしか

手段はないという事。

 

 

3分29秒ピアノソロ。

 

画像がある。